WMFより新発想のシリーズ「Function 4」が登場!
ドイツが誇るキッチン&テーブルウェアブランドの最高峰WMF(ヴェーエムエフ)。165年の歴史を持ち、世界中で愛されるWMFより新発想のシリーズ「Function 4(ファンクション フォー)」が6月1日より発売されます。
今回は、この「Function 4」の日本でのお披露目を兼ねた、料理人との夢のコラボイベント「WMF Special Moments produced by DINING OUT」へ伺ってきました。
最新の調理器具で料理を担当したのは、外苑前の『傳』の長谷川在佑氏。ミシュランの2つ星獲得、2018年度のアジアのベストレストラン50では2位にランクインするなど、今もっとも勢いに乗る長谷川氏がデモンストレーションを交えて料理を提供してくれたのです。
さらに同イベントのプロデュースは、DINING OUT。日本の各地で数日間だけの野外レストランを次々と開店させ、夢のようなひと時を提供するクリエイター集団が生み出すスピンオフイベントとあって、さまざまな趣向も楽しみに。
会場となったのは代々木『code kurkku』、木々に囲まれた心地よい空間で、長谷川在佑氏による、ドイツの最新調理器具を使ったスペシャルな料理が提供されました。

「Function 4」は、蓋を回すことで4つの機能を持つ鍋として使うことのできる画期的な製品。鍋の中身が見えるガラス蓋についた赤いシリコンリングには、4箇所に異なる加工が施され、鍋の注ぎ口に合わせて使うことで4つの機能を持つ鍋として使用できるそうです。
4つの機能とは、
・細やかな穴でお米や野菜の水切りができる【水切り】機能
・大きめの穴でパスタなどの湯切りができる【湯切り】機能
・蓋を開けずにスープなどを移すことを可能にした【注ぎ口】機能
・食材の旨みや水分を逃がさない穴のない【密閉】機能
これらを使い分けることで、毎日の調理が簡単になるのです。
蛤と水を鍋に入れて火にかけただけの滋味あふれるスープ


長谷川氏が最初に調理を披露してくれたのは「蛤のスープ」。味わってみると、口に広がるのは凝縮された貝の旨みと、ほどよい塩味。驚くほどにクリアでありながら濃厚な味わいが胃の腑を温めてくれたのです。
驚くのはここから。実はこのスープのレシピは、蛤と水を鍋に入れて火にかけただけ。
ものの1時間で牛頬肉が箸でほぐれる柔らかさ!


さらに次々と登場した料理は、スチーマーで蒸し上げた「蒸し魚と野菜のフリット」やソースパンで仕立てたプラムのコンフィチュールを忍ばせる「傳モナカ」、蒸気がしっかり循環するスチーマーを使った「柑橘プリン」など、「Function 4」の機能を遺憾なく発揮。
白眉だったのは圧力鍋を使った「和牛頬肉の煮物」。箸でほぐれるその柔らかさは、かなりの時間と手間がかかるはず…と思いきや、長谷川氏によると「いつもは丸一日煮込むものですが、この鍋では1時間程度で仕上がりました」とのこと。驚きです! そもそもWMFは世界で初めて家庭用の圧力鍋を作った会社。高温調理を可能にする熱伝導はもちろん、使いやすさの面でも世界をリードするクオリティというわけです。
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家にあったら便利なのはもちろん、あれもこれも試してみたくなる…「Function 4」とは、料理を楽しくしてくれる、機能性抜群のお鍋なのでした!
(取材・文◎編集部)
●DATA
>>WMF(ヴェーエムエフ)