打ち立て&茹で立ての美味しいうどんが味わえる、おなじみ『丸亀製麺』が、夏のひんやりメニューとして期間限定で珍しいガッツリ系の冷たいうどんを提供している…との噂と聞きつけ、さっそく食べに行ってきました。

 今回、筆者がいただいたのは、名前を聞いただけでスタミナがつきそうなものばかり。

それが「牛焼肉冷麺」(並・690円)、「辛辛牛焼肉冷麺」(並・720円)、そして「牛とうなぎのぶっかけうどん」(並・890円)の3種類。まさにG系(ガッツリ系)ばかりです。

うどんのつゆに牛テールスープが入った贅沢な一杯

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 まずは「牛焼肉冷麺」。冷麺という名前ですが、もちろんうどんです。オーダーが入ってから焼き始めるという牛肉とキムチ、ナムルなどの具材がトッピングされ、しかもつゆは牛テールスープ。なんとも贅沢な冷やしうどんです。

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 牛肉は醤油ベースに豆板醤やニンニクを効かせたタレで仕上げたもので、甘辛くソフトな食感。キムチはちょっと甘さもあります。これらがつゆにうまく溶け込んで、牛テールの旨み、酸味、辛さなど、いろんな味がミックスされて、濃厚でパンチの効いた豊かな味わい。コシのあるうどんともよく絡んでくれます。焼きたての牛肉のあたたかさと冷たいつゆのギャップも楽しいです。

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 一方の「辛辛牛焼肉冷麺」は、辛味噌が加わっています。

これがとにかく辛い! ビリッとくる刺激に、冷房の効いた店内でも額から汗がしたたり落ちるほど。しかし、これが旨いんです。まさに辛いのにやめられない系。つゆの濃厚な旨みと辛みが絶妙に合っています。古くから「夏こそ辛いものを」と言われるのは、辛いものを食べて発汗することで、涼しさを感じやすくなるための知恵。さらには辛味成分が胃液の分泌を促進し、食欲を増進させてくれるともいいますから、まさに暑くて食欲がないときにぴったりの一杯です。

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 そして最後にご紹介するのが「牛とうなぎのぶっかけうどん」。うどん×うなぎ──という発想が筆者にはなかったので、けっこうびっくり。うなぎはふっくらとしており、しかもかなり肉厚。食べごたえ感アリアリです。

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 ふりかけられた山椒のスパイシーな刺激がまた最高。こちらも“食欲増進系うどん”です。

蒲焼きのタレがつゆに溶け込んで、これまた新鮮な味になっていますが、この味、何か記憶にあるなぁ…と思っていたら、牛すきうどんの味に似ています。そのコールドバージョンといった印象でしょうか。

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

 これらのうどん、一部店舗を除く全国の丸亀製麺で7月14日から販売がスタートします(「夏の打ち立てセット」は7月21日より発売)。牛とうなぎのぶっかけうどんは7月24日まで、牛焼肉冷麺と辛辛牛焼肉冷麺は9月1日までの提供。暑さを乗り切るスタミナたっぷりうどん、味わってみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎松本壮平)

●DATA

丸亀製麺の新作「牛焼肉冷麺」などガッツリ系冷やしうどんを食べてきた

讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺

https://www.marugame-seimen.com/

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