1975年。当時高価だったカップ麺をヤングなペアに仲良く食べて欲しいと名付けられた「ペヤングソースやきそば」。
「コンビニで調達できる食材で、イタリア・フランス・日本の3カ国の味わいが楽しめるペヤングを作ってください」とオーダー。難易度の高いカスタムに挑んでくれました。

3品共に、ペヤングのソースやカヤク、スパイスなどはすべて使用することを前提にしたレシピです。ちなみに、結果から言えば、今清水さんが一番に気に入ったのは仏インスパイアの「ヌイユ・ドゥ・ペヤング」だそうです。
イタリア「ペヤング・カルボナーラ」

材料
・ペヤングソースやきそば………1箱
・卵………1個
・粉チーズ………大さじ3
・オリーブオイル………小さじ1
・黒胡椒………適量

作り方
1.麺を規定通り湯で戻し、しっかり湯切りをする
2.卵、粉チーズ、オリーブオイル、ペヤングソース1/3袋(約7g)を入れて混ぜる
3.黒胡椒を多めにふり、好みで付属のふりかけ、スパイスをかける
フランス「ヌイユ・ドゥ・ペヤング」

材料
・ペヤングソースやきそば………1箱
・粉末コーンポタージュ………1袋(150~160ccのお湯で溶かすタイプ)
・切れてるバター………1片(10g)

作り方
1.麺を規定通りお湯で戻し、3分たったらお湯を半分だけ(200ml)捨てる
2.粉末コーンポタージュの素とバターを入れてよく混ぜる
3.付属スパイスをふり、好みでふりかけとペヤングソースを少々かける
日本「ペヤング和えそば」

材料
・ペヤングソースやきそば………1箱
・漬物(ぬか漬け)………1パック(他にらっきょ・福神漬け・玉子焼きなど好みの具材で)
・納豆………1パック
・梅干し………1個
・カニ風味かまぼこ………4本
作り方
1.漬物は粗みじんに刻む。納豆は混ぜておき、梅干し、かまぼこは適当にほぐしておく
2.麺を規定通り湯で戻し、好みの量の具材をのせ、付属のふりかけをかける
3.好みで付属のスパイス、ペヤングソースを少々かける
(撮影◎今清水隆宏、上田佳代子 文・構成◎秋山 都)
※当記事は『食楽』2021年夏号の記事を再構成したものです