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2月8日(火)放送分

乾燥が続きます。「手のひび割れ=パックリ割れ」気になりませんか?
以前、火曜日の生活情報で、よしき皮膚科クリニック銀座・院長の吉木伸子先生に、パックリ割れの「原因」「対策」、オススメのハンドクリームも伺いました。

今日2月8日(火)「生活情報」は、手荒れ対策・第2弾!「ナイト手袋」について取り上げました。

手荒れの原因は?

●手荒れ・パックリ割れの原因はズバリ乾燥。

●肌は表面の「皮脂膜」と、角層内の「セラミド」という角質細胞が肌のうるおいを守っています。

●この「皮脂膜」と「セラミド」が、洗い流されたりして失われると手が乾燥します。

●手洗い、家事で洗剤、アルコール消毒などで手が乾燥しやすくなります。

●また冬場の冷えで血行が悪くなり、肌に栄養が行き届かず乾燥し、手荒れが進行。

「ナイト手袋」とは。

●手は常に外敵な刺激にさらされているので、皮膚を安静に保つことが難しい。

●薬やクリームを塗っても剥がれやすいので効きにくく、手荒れは治りづらい。

●夜、集中ケアという意味で手袋をつけると、浸透するので回復を助けてくれる。

●肌の表面からは、常に水分が蒸発している。

●手袋をすると、顔のパックする感じで蒸発を防いで潤ってくる

選ぶポイントや素材はどんなものがいい?

●綿やシルクの通気性のよいものが良い。

●外で防寒に使うものだと暑くなったり、軍手のようにゆるいものだと中で擦れて、不快な可能性がある。

●1つ使ってみて、「合わない」とやめてしまう方もいるが、いろいろ使ってみると良い。

●使っていると、伸びてしまったり、薬で汚れたり、洗濯で痛んできたりするので、ある程度消耗品と考えたほうがよい。ムリに高いモノを買わない方が良い。

→正直使ってみないとわからない、というところはあるそうで、1つ使ってみて、「合わない」とやめてしまう方もいるが、いろいろ使ってみると良いそう。使っていると、伸びてしまったり、薬で汚れたり、洗濯で痛んできたりするので、ある程度消耗品と考えたほうがよいとのこと。特に最初は、ムリに高いモノは買わない方がいいそうです。

吉木先生のオススメの商品は・・・

冬につらい手荒れから救ってくれる「ナイト手袋」の選び方・使い...の画像はこちら >>

ユースキン「ハンドガード」(メーカー希望小売価格・税込385円)
ユースキンのハンドクリームとあわせて使うとよいそうです。

ほかに、雑貨店やドラッグストアで販売されているものを、番組で集めてみました。

冬につらい手荒れから救ってくれる「ナイト手袋」の選び方・使い方

素材は、やはり「綿」か「シルク」がほとんどでした。杉山さん的にお勧めは、手首まで覆っているもの。脱げ難かったそうです!

冬につらい手荒れから救ってくれる「ナイト手袋」の選び方・使い方

ただ、去年の取材のときも伺いましたが、「皮膚は寝ている間に再生されるので、手荒れの回復には、“睡眠をちゃんととること”が大事なファクター」です。睡眠を妨げてしまったら、本末転倒!

「ナイト手袋」の注意点。

●肌の保湿にはいいが、寝ているときに手と足から体温を逃がすことで熟睡している。

●手袋で放熱を妨げられると、気になって安眠できなかったり、無意識にとってしまう人も。

合わないと想う人はムリに使わない方がいい。

●手袋の指先部分や手の平部分を切り取って熱を逃がしてあげると使えることも。

→寝るときに口に貼る「いびき防止テープ」のように、“合う・合わない”の問題だそうなので、やってみてダメだったらムリせず。手袋の指先部分や手の平部分を切り取って熱を逃がしてあげると使えることもあるそうなので試してみましょう。

就寝中につけるのが苦手な方へ

就寝中につけるのが苦手な人、合わない人のためへ吉木先生オススメしているケア方法があるそうです。

●患者さんにもすすめているセルフのパック方法。

●ハンドクリームやワセリンを塗った後にラップを巻く。

●蒸しタオルをのせてあたためるとさらに良い。

●ラップのかわりに、使い捨てのポリエチレンの手袋をするのも○

ちなみに・・・番組で商品をさがしていたら、まさに“手につけるパック”の商品を発見。

冬につらい手荒れから救ってくれる「ナイト手袋」の選び方・使い方

吉木先生によると、もちろんそれでも良いけど、成分が水分中心な場合が多いので、その後にクリーム系でふさぐことが大事ですとのこと!

手荒れ対策の一環に、ぜひ試してみてはいかがしょうか!

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