TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」毎週月~木曜11時から放送中!。2020/10/15の放送より

今回はある一つの記事を見たことで思いついた企画。

その記事は「おうち」にまつわるすべてのことを発信するメディア「ROOMIE」でng shさんが書いた『冷たいジャスミンミルクティーの無限生成システムを編み出した!手間ゼロ&激ウマだよ』>という記事。

この中で、手軽で負担の少ない方法で美味しい常備ドリンクを作れないか……ということで提案しているのが、牛乳パックにそのままティーバッグを入れるだけで作る「ジャスミンミルクティー」。他のお茶でもおいしい牛乳ドリンクを作ることができないかと思い、いろいろと試してみました。

で、結論から言いますと……
中国茶との相性がとてもいい!

作り方

パックで売っている牛乳にそのままお茶のティーバッグ(なんでもOK)を入れるだけ。だいたい500mlに対してティーバッグは2つ。半日~1日程度冷蔵庫で放置します(※水だし用の場合はもっと短時間でも大丈夫です)。飲むときはティーバッグを取り出して飲んでみてください。

牛乳に麦茶パックを入れたら「コーヒー牛乳」が誕生したの画像はこちら >>

この方法を利用して「ウーロン茶」、「プーアール茶」、「鉄観音茶」を試してみました。味の移り方のイメージとしてはジェーン・スーさん曰く「サクラチップでスモークした●●」といった感じ。

いずれも「ほんの~り」味が移る程度ですが、お茶の渋みなどは気にならず、そのままの牛乳よりさっぱりとした印象。これなら牛乳特有のクセが苦手な人にも飲みやすいかもしれません。

牛乳に水だし麦茶を入れたら無糖のコーヒー牛乳に

牛乳に麦茶パックを入れたら「コーヒー牛乳」が誕生した

中国茶ではありませんが、「麦茶」も合わせてみたらどうかと思い、500mlの牛乳に水出し用の麦茶1パックを6時間ほど漬けこんでみました。

飲んでみたところ、まさかの「コーヒー牛乳」の味に。すっきりした味わいで、子どももグイグイ飲めてしまいそうです!同じく麦芽から作られている飲料「ミロ」にも近いかもしれません。

「夏の水出し麦茶が大量に余っている」、「無糖のコーヒー牛乳が飲みたい!」なんて方がいたら今すぐ試してみてください!

だしパックを入れれば料理にも使える

さらに発展編として「だしパック」を牛乳に入れてみました。500mlの牛乳パックに、無印良品の《かつおだしパック》《あごだしパック》(ともに塩で味つけされていないタイプ)を入れます。20時間ほど漬けたところ、どちらも牛乳の香りが弱くなり、かつお・あごの香りが前に出てきていました。色味はほとんど変わりません。また冷たいまま飲んでみても、特にあご出汁の強い香りは、牛乳の香り(臭み)を打ち消し、クリーミィな口当たりの出し汁のように仕上がりました。なんとも不思議な感じの味…。

さらに放置して27時間後、試飲してみたところ、酸味が出てきてしまい、微妙な味わいでした。(そもそも魚系の出汁パックは、煮出す場合でも失敗すると酸味というかエグみが出てしまうことがあります)。

ですので「20時間」で取り出すのがベスト!

かつお出汁牛乳でつくる「和風クリーミィうどん」

1. 鍋に牛乳かつお出汁300mlと塩少々を入れて温める。
2. 牛乳がフツフツとしてきたら、冷凍うどん1玉、ほうれん草(冷凍・適量)、しめじ(生・適量)、食べやすく切ったベーコン(1枚分くらい)をいれる。


3. 全ての食材が温まったら完成!お好みでブラックペッパーを振っても。
(卵液とチーズを加えれば和風カルボナーラになるかも!)

あご出汁牛乳でつくる「かんたん和風みそポトフ」

1. 鍋であご出汁牛乳300mlを温める。
2. 牛乳がフツフツとしてきたら、みそ(大さじ1~2)、冷凍のかぼちゃや、煮物用冷凍ミックス野菜を入れる。
3. 全ての食材が温まったら完成!お好みでバターを少々入れてもコクがUPして美味しい。

牛乳を飲まず余ってしまっていているのであれば、出汁パックを入れて料理に使ってみてはいかがでしょうか!

◆10月15日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201015110000

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