TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
6月14日(火)放送後記
現在、全世界におよそ2700館、日本では400館のプラネタリウムがあると言われています。そんなプラネタリウムですが、今そのあり方が変わっていると聞いて、番組で体験してきました。
お昼休みにふらっと行ける!プラネタリウム
お昼休みにふらっと立ち寄れるプラネタリウムが増えているんです!
最初にご紹介するのが、虎ノ門にある「港区立みなと科学館」。
ビジネスパーソン向けの「おひるのプラネタリウム」という企画を行っています。平日のお昼12時30分から50分までの20分間。料金は無料。
「普段ゆっくり見る機会の少ない星空を見ながら、仕事の疲れを癒してほしい。ビジネス街に立地する科学館ならではの取り組みとして、ビジネスパーソンに向けた企画。」なんだそうです。
杉山アナも仕事の後にふらっと行ってみると・・・
・おひるのプラネタリウム、めちゃくちゃ良かったです!!
・30人弱、サラリーマン、お散歩がてら風の年配の方、家族、色々な人達がいました。
・無料で、ナレーションや解説一切なし、星空と音楽を楽しむプラネタリウム、
・寝るのも出来るし昼休みほっと一息つくも良しの穴場でした!
ここ以外にも“お昼にプラネタリウムを楽しむ”ことができるサービスをしているところがあるんです。
■「品川区立五反田文化センター」のプラネタリウム
こちらが開催している「お昼のくつろぎプラネタリウム」
・平日の水曜・木曜12:35~12:50までの15分間
・料金・無料
・五反田駅から徒歩10分ほど
■「神奈川工科大学 厚木市子ども科学館 プラネタリウム」
「ナレーションなし BGMだけなので、そんなの途中で眠くなっちゃいそう・・・思い切りお昼寝を楽しんでいただくためのプログラム」だそう。
・毎週木曜日 お昼12時15分から45分まで。
・大人200円
・小田急線の本厚木駅近くにあります。
世界で2箇所だけのLEDドームシステム!コニカミノルタ・プラネタリア
こちらは最新技術のプラネタリウム。
実は、コニカミノルタは、日本初のプラネタリウムを作った会社。
この「LEDドームシステム」、どのようにすごいのか。
コニカミノルタ・プラネタリウム株式会社の工藤縁さんにお話を伺うと・・・
■投影機がなくLEDの自発光で今まで作れなかった明るさ・暗さを表現できる。
■5500枚のLEDパネルが、つぎめなく並んでいるのも技術の進歩
■「明るいのに星がキレイ」「写真がとれる」と驚くお客さんが多い
■大人向けの癒し、プレミアム感をめざしているので学習要素のものと毛色が違う
「LEDドームシステム」は、一般的なプロジェクターの投映ではなく、自発光するLED素子を利用した映像システムで、天井のドームに高輝度、広色域で作品が映し出されます。湾曲したドーム型に並べるのもすごい技術なんだとか。
▼みなとみらい線の新高島駅を出てすぐの建物の中にあります。
▼オシャレのホワイエでドリンクを買って準備万端

▼劇場に入ると・・・雰囲気としては映画館に近い感じ。プロジェクタータイプは、劇場の真ん中に投影機があるんですが、ここにはありません。座席に座ってリクライニングすると、半球状のスクリーンが見えて、様々な映像が映し出されます。(写真は特別な「プラネットシート」)

見たのは「スペースボヤージュ」というプログラム。
▼なんとこの施設、作品によっては「撮影OK」。宇宙旅行という設定なので、撮影タイムが設けられ世界観も壊れない。みんなパシャパシャ撮影しながら映像を楽しんでいました。

▼劇場内が明るいから誰でもキレイな写真を撮れます。この写真も番組スタッフがスマホで撮ったんです!写真は木星。

▼ワープの演出だけでもキレイで楽しい

・色のひとつひとつが鮮やかでキレイ!
・上映中もまわりがしっかり見渡せるくらい明るい。
取材に行った日は平日の午前中だけど、けっこうお客さん入ってました。特に女性のお客さんが多い印象です。
さらに、カフェが併設されていて、上映中にドリンクも飲めます。メニューにはアルコールもあり。デートにもありだと思いました!
「コニカミノルタ・プラネタリアYOKOHAMA」
・みなとみらい線・新高島駅から徒歩1分
・大人1600円、こども1000円
・現在は、杉山アナが見た作品のほかに「ドッグスター」というアニメとプラネタリウムが融合した作品が上映されています。
久しぶりにプラネタリウム行ってみてはいかがでしょうか?