TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
2021/5/13の放送より
5月なのに25℃以上の夏日を記録する日もあり、段々と冷たい物が飲みたくなる時期がやってきました。麦茶、ウーロン茶、コーヒーなど水出しで出す飲み物はたくさんありますが、番組が注目したのが「紅茶」、そう水出しアイスティー。
今回、レシピを教えてくれたのは、赤いポットでおなじみの「日東紅茶」を展開する三井農林。1927年に日本初の国産ブランド紅茶を発売し、日本の紅茶文化の礎を築いてきた会社です。これまでティーバッグやインスタントティーなど、時代の変化にも迅速に対応してきた「日東紅茶」ですが、実は、今からおよそ30年前、1992年から「水出しアイスティー」を発売しているんです。

日東紅茶の「水出しアイスティー」には現在、「アールグレイ」、「トロピカルフルーツ」、「ピーチティー&ローズヒップ」、「ルイボスレモン」の4種類があり、価格は12袋入りで税込み345円とお手頃。
作り方は簡単で、ティーバッグを500mlの水に入れて2時間置くだけ。もっと濃くしたい場合は、一晩おいても良いそうです。
この日東紅茶の水出しアイスティーを使用したアレンジレシピについて、日本紅茶協会認定のシニアティーインストラクターでもある三井農林の村野かをるさんに教えていただきました。
水出しアイスティー×冷凍果実「水出しアイスティーは、お湯で入れるときより紅茶の香りや味が軽めになります。水出しアイシティーに氷を入れてしまうと、溶けたときにすごく薄くなってしまって美味しくなくなってしまいます。最近スーパーとかコンビニでも「冷凍果実」が売られていますよね。
▼水出しアールグレイ×冷凍ベリー

「日東紅茶では去年ぐらいから夏の販促で提案させてもらっていますが、パンとかヨーグルトとかに使う「ジャム」を製氷機に入れて冷凍庫で凍らせるんですね。「ジャム氷」みたいのができるので、これを冷凍果実と同じように水出しアイスティーに入れていただくと、少しずつ溶けてきて、果実感もとてもあって自然な甘みもあるので、非常に美味しく飲むことができます」
▼水出しトロピカルフルーツ×白桃ジャム氷

つい冷蔵庫で余りがちなジャム。ぜひ余っているようでしたら試してみてください。村野さんはアールグレイとマーマレードの柑橘系同士の組み合わせがオススメとのこと。

また家に炭酸水がある人は、炭酸水に水出しのティーバッグを入れて飲むのもオススメだそうです。ただ、ティーバッグが刺激になって吹きこぼれる可能性があるので、出し入れは慎重にやってください。通常のティーバッグ紅茶で美味しいアイスティーを作る方法
「日東紅茶の商品のパッケージにも大抵書いてありますが、ティーバッグを使った「オンザロックス方式」という方法があります。よく紅茶の本などにも書いてありますが、普通にティーバッグを熱湯で抽出するんですね。そのとき大体半分ぐらいのお湯の量にして濃いホットティーを作ります。それを氷がたっぷり入ったグラスに注いで一気に冷やすという方法になります。こうすると熱湯で抽出される紅茶のおいしい成分とか香りがしっかり出るので、冷たくてしかも紅茶感のあるアイスティーができます。

極上のアイスティーを飲みたいという方には「Cold Brew Tea 和紅茶」がオススメ。お値段なんと……税込み5,840円!!
日本生まれ、日本育ちの「和紅茶」を低温抽出により引き出した一本。数々の品評会で受賞歴があり、ANAのファーストクラスにも採用されました。フルーティーな香りが特徴の良質な和紅茶をつくり出しています。
もちろんノンアルコールなので、お酒の飲めない方にもおすすめですし、常温保存可能ですので、6月の父の日や誕生日プレゼントとして送るのにもよさそうです。

今年の夏は、水出しアイスティーで乗り切りましょう!
◆5月13日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
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