TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜日よる9時30分から放送中!
12月7日(水)放送後記
イモトが「古民家で料理をしてみたい!」という思い付きを実現させた今回の「古民家ロケプロジェクト」!そんなイモトが土鍋を持参して土鍋ご飯を炊いて、その土鍋ご飯に合うおかずを決める企画を実施!
イモトの「古民家ロケプロジェクト」のきっかけとなったお母さん登場!
イモト:「イモトアヤコのすっぴんしゃん 7年目突入特別ご褒美企画 古民家ロケプロジェクト」と題して、葉山にある築100年以上の古民家「港の灯り」からお送りしていますが、今回で4回目ですね。1週目は森戸大明神でお参りしたりそこで出会った人と触れ合ったり、2週目は古民家のルームツアー、そして3週目は古民家と葉山について実際に生活していらっしゃる方にインタビューをしまして良いところや不便なところもちゃんと伺って。
イモト:で、今回の4週目ですよ。
イモト:で、すっかり古民家の和室の居間ですっかりリラックスムードになっていますけど、もうね、先ほどから私の目の前に明るい明るい方がいらっしゃるんですよ。ご紹介しちゃいますね、鎌倉の干物屋さん「ヨリドコロ」のお母さん、恵さんです!よろしくお願いします!
恵さん:よろしくお願いしまーす!
イモト:そして、お久しぶりです!
恵さん:お久しぶりです(笑)

イモト:ほんとにお久しぶりなんですよ!そもそも今回なぜこの古民家にいるかというと、このロケのきっかけはこのお母さんがご縁を作って下さったんですよ!鎌倉市農協連の即売所にあるお母さんがやっている「ヨリドコロ」という干物屋さんを、私が通って、たまたま干物を見ていたらそこでお母さんが出てきたんですよ!
恵さん:こんにちはー!ってね(笑)
イモト:(笑)「イモトさんですか?」と声をかけていただいて。
恵さん:あらー!なんてね(笑)
イモト:(笑)そこで色々とお話をしたところ、干物屋さん以外にも息子さんが古民家で宿をやっているという情報を聞いて。よかったら行ってみて~!なんて。営業がお上手ですね!
恵さん:ありがたいですよ~!
イモト:(笑)そこで干物を買った以上に、オマケの干物ももらっちゃって。
恵さん:あら、言っちゃった(笑)
イモト:「これもこれも食べてー!」って(笑)ありがたいな、と。で、この古民家「港の灯り」のことを知るきっかけになって、今回こうやってロケが出来ているんです。ほんとにありがとうございます!
恵さん:いえいえ、本当に来ていただいてありがとうございます。
イモト:あの時はたまたまですけど、私と会ってどうでした?
恵さん:最初は「ん?」と思ったんですけど、目の前に来たらマスクの上を見て「あれ、イモっちゃんかな~!?」って思って。試食のさつま揚げとシラスを食べてもらったのよ。
イモト:そうだそうだ、はいはい。
恵さん:そこでマスクを取ったので「ああ~、やっぱり~!!」って。
イモト:さすが!そういう手法だったんですね(笑)
恵さん:なんか食べさせないとマスクを取らないから~(笑)
イモト:それでまんまとバレて(笑)その時、すごく優しくしていただいて。

恵さん:だって、頑張ってるもんね。
イモト:嬉しいです、ありがとうございます。で、その「ヨリドコロ」について色々教えて欲しいなと思うんですけど、干物だけじゃなく、他にも色々とやられているんですよね?
恵さん:そうですね、全部で4店舗あって。最初が、稲村ヶ崎にある干物カフェ「ヨリドコロ」でしょ、次がこの古民家「港の灯り」かな。そして鎌倉市農協連の即売所の干物専門店「ヨリドコロ」、テイクアウトと地方発送のとこね。で、今年の8月に多目的の古民家「楚々~soso~ HAYAMA」が出来て、そこもお庭が良くて。
イモト:へえ!じゃあ葉山の古民家はたどり着くところ、全部がお母さんですね!お母さんが葉山の古民家を牛耳っていますね!合計4つもあるんですね。
恵さん:いやいやいや、やっているのは息子でございますから。
イモト:すごいなー!
恵さん:あとね、息子のお嫁ちゃんも素晴らしい!あのお嫁ちゃんがいなかったら、うちの息子ちゃんはあそこまで出来ないでしょう(笑)
イモト:そうなんですね~
恵さん:もう、かわいいかわいい。
イモト:お嫁さんをかわいいと言える関係は良いですね!
恵さん:めっちゃ仲が良いから。
イモト:お母さんが素敵だからなあ。

イモト「干物、味噌汁、白飯、古民家は最高のペアリング!」
イモト:今回は鎌倉の干物屋「ヨリドコロ」のお母さんを交えて、この古民家で企画をやろうと思っています。それが・・・「イモトの土鍋ご飯に合うお供選手権」!この企画は、私が土鍋でご飯を炊きます。「すっぴんしゃん」スタッフ2名(ハセガワD、構成作家のイヤス)と、「ヨリドコロ」のお母さんが持ち寄ったおかずで、どれが私の土鍋ご飯に合うのかを競う、モスト・土鍋ご飯・お供、略して「M・D・O」を決めるということですね。でももう、最初から見えてますよね(笑)お母さんは干物だよ?(笑)絶対にご飯に合うよ、モストでしょ(笑)

恵さん:(笑)
イモト:これ以外あるかな~。でも、他の2名も用意しているんですよね。まずは、私が炊いた土鍋ご飯をお皿によそっていますが・・・、まずは白いご飯のままで食べてもらいましょうか。どうだろう、今日の炊き具合は。
恵さん:いただきます!(イモトの土鍋ご飯を実食して)うん、美味しゅうございます。
イモト:よかったー!
恵さん:土鍋ご飯って美味しいですよね。ちゃんとお米の味があって美味しい。
イモト:ハセガワD、どう?
ハセガワ:めっちゃ美味しいですね。
イモト:よかったー。構成作家のイヤスさん、どうですか?
イヤス:・・・悔しいです。美味しいです。お米が瑞々しいですね。

イモト:ああ、よかったよかった。ちょっとコメントでマウントを取ろうとしてくるね(笑)じゃあ、ここからは皆さんが気に入ってくれた、私が炊いた土鍋ご飯に合うご飯のお供=おかずを決めて行きますか。誰から行きます?
ハセガワ:じゃあディレクターのハセガワから行きます。私が今回用意したのは、神奈川なでしこブランドの「 葉山しらすとオリーブオイルの食べる湘南ラー油」です!なぜこれを選んだかというと、逗子の駅前にある「スズキヤ」さんという、逗子葉山の地域で有名なスーパーがあって、そこでどんな地の物があるかなと思って。ほんとはイモトさんにシラスを食べてもらいたいと思ったんですけど、なかなか日持ちもしないので用意するのも大変と思って悩んでいたところ・・・、食べる湘南ラー油を見つけて、この中にシラスが入っているじゃないかと。これだったら日持ちもするし、イモトさんに地の物のシラスを食べてもらえると思って、選んだんです!
イモト:もうね、瓶のフタを開けた瞬間から香りがめちゃくちゃ良いですよ!食べるラー油は間違いないよね!この中にシラスが入っているんだよね、絶対に合うでしょ!いただきます、(土鍋ご飯とシラス入りの食べるラー油を実食して)うまっ!けっこう辛めですね。だけど、よくよく味わうとシラスがいますよ。
ハセガワ:ありがとうございます!
イヤス:そりゃそうでしょ(笑)
イモト:暫定1位です(笑)じゃあ、続いて行きましょう!
イヤス:構成作家のイヤスです。今回イモトさんの土鍋ご飯に合うものとして用意したものは・・・ちょっと前に「すっぴんしゃん」で「パン祭り」という企画をやりましたよね。その時に僕は“あるもの”でイモトさんの胃袋を掴みましたよね?
イモト:おっと。わかりましたよ!
イヤス:今回も・・・「焼きそば」でございます!
イモト:えー、いやいやいや!焼きそばは違うでしょ!
イヤス:今回用意したのは、富士宮焼きそばの「缶詰」です!

イモト:どういうこと!?富士宮焼きそばの缶詰が売ってるの??でも、焼きそばは焼きそばのまま食べるものでしょ?
イヤス:まあまあ。
イモト:まあ、じゃあ缶詰を開けてみますよ。(富士宮焼きそばの缶詰を開けて)うわ~、素直な感想を言うと、ちょっと期待できないんですけど。心配。これ、ご飯のお供?
イヤス:実際に自分で買って、ご飯と一緒に食べてみて・・・勝てる!と思いました。
イモト:マジで!?焼きそばで!?ご飯のお供よ!?焼きそばは大好きなんですよ。
イヤス:焼きそばご飯は?
イモト:関西ではよく焼きそばとかお好み焼きをおかずにご飯を食べるというけど、私、それやったことないんですよ。それ、反対派ですから。
イヤス:香りも良いですよ。
イモト:あ、たしかに。ちょっと甘めの。香りがすごいね。
イヤス:ご飯と一緒にいってくださいね。
イモト:マジで!?ええ!?いただきます、(富士宮焼きそばの缶詰を実食して)(ご飯と焼きそばを何杯もかきこんで)・・・止まんねえ!
イヤス:チョロい(笑)
イモト:ちがうちがう(笑)悔しいけど、止まらねえな。うまっ。中に入っているかつお節の粉が焼きそばに合うんだろうね。これ、完全におかずだね!お母さんももしよかったら、どうぞ。
恵さん:焼きそばはね、食べるっちゃ食べるけど・・・。私は毎日、干物と白いご飯だから(笑)(富士宮焼きそばの缶詰を実食して)ちょっと太めの麺で、普通の焼きそばより太めですね。全体的に焼きそばがバサっとした感じに見えるけど、匂いは焼きそばね。
イモト:ちゃんとリポートしてる!助かる。
恵さん:うん、これ、かつお節がすごいね。かつお節の香りが鼻に入ってきますね。ご飯には・・・合いますけど
イモト:あれあれ、合いますけど(笑)おそらくご飯と焼きそばの組み合わせに対しての先入観があるんだろうけど。でもね、合う。
恵さん:うんうん、味は美味しい。この缶詰の焼きそばは、お弁当のおかずにしてもいいかもね。冷めても美味しいから。
イモト:いいかも!
恵さん:かつお節の風味が魚好きの人にもいいと思う。

イヤス:もうちょっと食べてもらってもいいですよ。
イモト:自信がすごいな。でもね、さっきのラー油が消えるくらい。
恵さん:これ、パンに挟んでもいいかも。
イモト:焼きそばパンね。ご飯のお供としてもいける!これは意外でした。美味しいです。じゃあ、続いては、お母さんですか。
恵さん:はい、そうです!もう、ずっと待ってたね。
イモト:お待たせいたしました(笑)
恵さん:私は今日は、土鍋のご飯ということなんで、やっぱり干物かなーっと思って。アジ、アジみりん、サバみりん、エボダイとか色んな干物があるんですが、あまり売ってない脂が乗った肉厚な「本カマス」が最近うちの店にあるので、それをぜひ、食べていただきたい!
イモト:ええ!「本カマス」の干物!?優勝だよ、もう!
恵さん:それを今「港の灯り」のカフェで焼いて。焼きたて!
イモト:優勝!これまでのが申し訳ないけど、優勝よ!食べる前だけど。

イヤス:僕とハセガワDのはなんだったんですか(笑)
イモト:ただのかませ犬ですね(笑)「本カマス」、ちょっと話を聞いただけでも美味しそうだもんね!
恵さん:ここに来たら、もっと美味しいーってなるよ(笑)
イモト:ですよね。(本カマスの干物が目の前に来て)うわ、やば!ちょっとこれは・・・ちょっと待って!!本カマス、すごいね、でか!こんなにでかいの、見たことがないんですけど。大きさとしては、だいたい30センチはくらいあるよね!?本カマスの頭がお盆からはみ出ちゃっているんだもん!それくらい大きい!肉厚もすごいよ。なにこれ、もう定食じゃん!味噌汁まで付いちゃってるんだもん!
恵さん:かぼちゃの味噌汁。召し上がれ!
イモト:かぼちゃ!これもう熱々なうちに食べちゃいますね!うまそー!!いただきます!(本カマスの干物の実食して)優勝!!!これですね、うまっ!!!身も厚くてフワフワ!!!干物の焼き方も最高ですよ!うまっ!とまんないですね!!やっぱりこれが一番コメに合いますね!これが日本人だよね!
恵さん:そうそう。
イモト:焼きそばなんて邪道だよ(笑)やっぱ、この干物が一番だよ!焼きそば?しらすラー油?違う違う、やっぱ干物だよ!!うまっ!!これ、ヤバいね!!かぼちゃの味噌汁も飲んで、うわあ落ち着くねえ。干物、味噌汁、白飯、そしてこの古民家!なにこれ、最高のペアリングですね!この環境は日本人に生まれてよかったー!とすごく思うな。いいね、感謝だよ。
恵さん:本カマスの干物は、骨のある方が甘味があるよ。骨にくっついている肉がまた美味しいのよ。
イモト:うわ、甘い!脂の乗りが全然違う!背骨の際の部分の肉を食べているんだけど、ここが一番美味い!皮がカリカリに焼けたところね。これはどこら辺の本カマスですか?

恵さん:静岡の海が深いところ。なかなか無いんですよね。
イモト:ああ、美味い!塩気が良い!干物って食べられる身が少なかったりするんですけど、この本カマスは食べるところがあり過ぎる!うまっ!コメに合う!!最高です!
恵さん:特に土鍋で炊いたお米じゃない、だから余計に美味しいのよね。
イモト:干物を毎日食べる生活をしたいよねー。お母さんは毎日ですもんね?
恵さん:毎日だねー。
イモト:だから美人なんですねー。
恵さん:あら、そう?(笑)
イモト:否定しない、すぐ認める(笑)いいですね、素晴らしいですよ。本当にそう思う。色が豊かだから顔にも出るんだよ。お肌にも出るし、心にも出るんですよ。
恵さん:魚の脂はいくら摂ってもかまわないんだよ。
イモト:そうですよね。ラー油?邪道ですよ(笑)あー、うまい。この漬物はお母さんの手作りですか?
恵さん:そのきゅうりは、鎌倉市農協連の即売所の鎌倉野菜で、農家の人が取って持ってきたのをいただいて。
イモト:うわ、うま!美味いねー!こういう漬物が一番美味いよね!うんうん。
恵さん:このきゅうり、かなり味があるからびっくりしちゃった。売ってるのとはちょっと違うんですね。
イモト:うわー幸せだあー!最高ですね!とりあえず一応、言っておく!?結果発表しますか。皆さんが持ち寄ったのは、「すっぴんしゃん」スタッフのハセガワDの「シラス入りの食べるラー油」と構成作家のイヤスさんの「富士宮焼きそばの缶詰」、そして「ヨリドコロ」のお母さんが持ち寄った本カマスの干物でしたね。では、「イモトの土鍋ご飯のお供選手権」、優勝は・・・お母さんの「本カマスの干物」です!
恵さん:やったー!

イモト:もう言うまでもなくですよ!めちゃめちゃ美味いです!干物の焼き方も最高でした!くぅーーーー!!!これは皆さんにもぜひ食べて欲しい!この本カマスの干物は手に入らないんですか?
恵さん:ずっとは無いんですよ。出た時は、若い子は贈り物として親御さんに送ったりね。インパクトがあるから。
イモト:大きいですもんね!鎌倉に行った際はぜひ、鎌倉市農協連即売所にある干物屋さんの「ヨリドコロ」にね。この元気で素敵なお母さんがいらっしゃるので立ち寄ってみてください!
恵さん:お待ちしております~!
イモト:「すっぴんしゃんを聴いてきました!」って来たら、より素敵な笑顔を振りまいて・・・
恵さん:息子に内緒で袖の下を。
イモト:あららら。
恵さん:(笑)
イモト:息子さんにバレないようにね(笑)
恵さん:バレちゃうかな~(笑)
イモト:まあ、その時の気分次第で(笑)干物もシラスもさつま揚げもどれも美味しいですから。
恵さん:みりん系もね~。
イモト:はい、もう全部美味しいです!「ヨリドコロ」のお母さんの恵さん、今日はお付き合いいただきありがとうございました!

4週にわたって放送「古民家ロケプロジェクト」
イモト:「古民家ロケプロジェクト」を、4週にわたってお届けしてきたんですけど、私やスタッフなどみんなが楽しんだのがわかったんではないでしょうか。それに刺激されて、葉山や古民家に行きたいなと思った人もたくさんいると思います。古民家ロケプロジェクトの感想を聞かせてください。私も古民家に家族で泊まりに行きたいと思いました。Q太郎を連れて、あの屋根裏の部屋に行ったら最高だな、良い経験になるなと思いました!今回、色んな人とのご縁があって本当に我々は楽しく過ごせました!協力していただいたすべての人に感謝感謝でございます。来週からはいつも通りにTBSのスタジオに戻ります!
