6日12日(水)のゲストは、ヤーレンズの楢原真樹さんと出井隼之介さん!
「#ふらっと」の隔週木曜日のパーソナリティも務めるお2人と水曜パートナー三田寛子さんとで、大阪時代の話、状況の話、飛躍のきっかけなどお伺いしました!
実はコンビ名を2度改名している!?ヒートアップ→パープーズ→ヤーレンズ
向井:ヒートアップ時代、僕は知らなかったです。まず最初のコンビ名はヒートアップなの?
出井:本当にもう数ヶ月。
楢原:3ヶ月ぐらいやってた。
出井:1回とりあえずコンビ組みました、仮でコンビ名つけようってなったときに、なんとなく。
向井:なんとなく?
出井:「ヒートアップしていこうぜ」とかで。
三田:名前は変わってるけど相方は変わらないで?
出井:そうです。組んで、ヒートアップって名前つけたんですけど、周りから「さすがにださすぎる」って。
向井:理由もダサかったもん。
楢原:愛着もないからすぐ変えよう、って。
向井:次のパープーズは?
出井:サザンオールスターズの「我らパープー仲間」っていう曲からとって。
三田:サザンさんすごくファンだったの?"
出井:そうなんです。今のヤーレンズも「YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム」というサザンの曲から。
大阪吉本での浮きまくっていた芸人時代
向井:元々同じ会社だったんですよ。吉本。でも吉本にも東京と大阪にNSCという養成所があるんですけど、お2人は大阪の養成所なんですよ。で、なんか東京っぽいって勝手に僕は思うんですけど、楢原くんも出身自体はまず大阪なんだよね?
楢原:せやねん。
一同:(笑)
出井:急な関西弁。
向井:じゃあ友達とかと喋るときはもう普通に未だに関西弁?
楢原:そうですね。でも友達がいないんであんまり喋らない。
出井:そんな話してない。
楢原:地元でも喋らないな、喋ってんのかな。
出井:なんなんだよ。
向井:東京に出てきてもうずいぶんなる?
楢原:10年目ですね。
向井:出井くんは出身が?
出井:僕はすみません。横浜生まれ神戸育ちで。
向井:おしゃれね。
出井:横浜生まれ神戸育ちでやらしてもらってます、すみません。
楢原:嫌いや。
向井:港から港へ(笑)でもお笑いやりたいってなったら、神戸に住んでいたからそのまま?
出井:そうです。そのまま大阪の養成所にっていう感じですね。
三田:でもそこまで吉本さんで育ちながらなんで事務所変わったの。"
楢原:・・・いろいろあったんです・・・。
出井:そんなめちゃくちゃなんかあったみたいにしないでよ。複雑な理由があったみたいに。そんな何もないですよ。東京に移りたいな。って。大阪のときは結構引いた芸風でちょっとスカした感じの。そうしないと生き残れないと思って。
向井:大阪でガンガンボケてツッコんでみたいな中で。
出井:「ギャグやります!」みたいなヤツの中でも埋もれてたんすよ、ずっと。2人ともコンビ組んだのは、芸歴3年目、4年目だったんですけど、ずっと埋もれていて。なんとかして目立たなきゃ。でもパワーはないから、って言ってちょっとスカした芸風でやってみようって思ってやってたんですよ。
楢原:そうなってくると関西にあまりフィットしなくて。
向井:なるほど!
出井:東京行こうかっていう。
楢原:大阪吉本で浮きに浮きまくって。
向井:お客さんの前では受けてたんでしょ?
出井:一応そうですね。なんとなくウケてはいたんですけど。
楢原:そうですね。お客さんの受けは別にボチボチ。物珍しさもあってというか。
一同:(笑)
出井:浮力すごいじゃん。
上京後、事務所を決めた大きな要因にトム・ブラウン
向井:事務所を辞めるきっかけはどっちから?お互い何となく?
出井:何となくって感じですね。
向井:吉本じゃないかもな?って?
出井:せっかく東京行くなら心機一転。"別に何が嫌とかそういうのは何もなく。
楢原:ないね。
出井:そこは何にもなくて。
三田:新しい事務所はどうやって見つけたの?きっかけみたいな。
出井:大阪にいたときに、東京の若手もひっくるめた大阪で開催される賞レースがあったんですよ。高校生が審査する次世代漫才アワードみたいなのがありまして。
東京の若手芸人ももう大挙して大阪に予選を受けに来る。僕らは東京に行く予定だったんで、東京の若手はどんなのがいるんだろう、ってちょっと偵察がてら見てたんです。
楢原:今のうちの事務所の。
出井:でもトム・ブラウン、ネタめちゃくちゃ面白かったんですよ。
向井:その当時から。
出井:で、めちゃくちゃスベっていて印象に残ってたからメモしてたんですよ、携帯に。で、東京に事務所辞めた状態で出てきて、事務所探してるときにケイダッシュステージのマネージャーさんと挨拶して「ケイダッシュステージってどういう事務所なんだろう?」と思ってホームページ見たらトム・ブラウンの名前があったんですよ。「え?あいつらいるなら行ってみる?」みたいな感じで入ったっていうのはありますね。
向井:それはもう共通認識で?楢原くんもその高校生が審査員の大会を見たときに、トムブラウンは面白かったな、っていうのは残ってた?
楢原:2人でその話して。
向井:へー!「面白いヤツいたな」っていうことになってたんですね。
出井:めっちゃ滑ってましたけどね。
一同:(笑)
ヤーレンズ飛躍のきっかけは、コロナ禍でようやく生まれた会話
向井:大阪時代の関係性はどうだった?
出井:大阪時代は、ただただもう、2人とも辞めないために組んだ、みたいな感じだったんで。
向井:そうなんだ!?
出井:そんなに話もしなかったというか。
向井:ヤーレンズの2人はラジオ始まる前に、入り時間より1時間ぐらい早く来てただただ2人で喋ってるって、もちろん仲良くないとできないし。番組出るときとかも、お互いの写真を撮り合ってSNSにあげる、って、やってるお笑いコンビなかなかいないと思うんですけど、どこからそんな仲に?
出井:これは完全にコロナ禍のときに。
向井:そうなんだ!?
出井:コロナが蔓延して・・・
楢原:Stay Homeね。
出井:そうそう。Stay Home。
楢原:東京アラートね。
出井:東京アラート、そうそうそう。
楢原:都庁が真っ赤。
向井:どこかで聞いたワードを思い出させなくて大丈夫です。
楢原:まん防ね。まん防。
出井:ありましたね。
向井:いいんですよ!
出井:そのときに・・・
楢原:オミクロンね。
一同:(笑)
三田:懐かしい!
出井:オミクロン株とかあったけど。
楢原:懐かしいですね。
出井:懐かしいですね、じゃないよ。
向井:(笑)コロナで2人の仲がっていうのはどういうきっかけで?
出井:なんか暇になっちゃって。ライブもないし、もちろん仕事もないし。
楢原:僕らライブ芸人だったので、メディアに呼ばれてないからライブがなくなっちゃったら何もなかった。
出井:ってなったときにどうしよう?と思って、とりあえず集まって公園で2人でとにかくただただ喋ってたんですよ。そんな時間は今までなかったんですけど、なんか本当に喋ることもないから、幼少期の事とかをずっと話していて。
向井:すごいね!もうその時には結成10年ぐらいは経ってるって事だよね?
出井:10年近く経ってて。そういう話して、「そうなんだ!」みたいな。「地元に友達いないんだ!」とか
一同:(笑)
向井:そこで知ったの?
出井:「なんでそんな友達いないの?」とか。そういう話をして、で、「ちなみになんかああいう時にこういう事を言うけど、あれはどういう意味?」とか。ちょっと気になってたけど言えない事とかあるじゃないですか。
向井:はい。
出井:それを全部言い合って。お互いが「ここをもうちょっとこうしたら?」とか。「ここもちょっとこうしていこう。」「あなたはそういう考えなんだったら、それを受け入れます。」とかいうのをいろいろそこで整理できたんですよね。
向井:いやこれ面白いね。そこでちゃんと話したんだ。
出井:ライブに出続けることで、頑張って売れようとしてたんですけど、ライブに出なくなることが実は大事な事で。
楢原:逆に良かったという。