メインパーソナリティ・パンサー向井の周りには、個性豊かなパートナーが勢ぞろい。さらに、お笑い芸人やタレント、アーティストなど、愉快 なゲストが毎日やってきます。
10月3日(木)は、パンサー・向井慧と木曜パートナー・横澤夏子でお届け。
9時台のゲストコーナー『ふらっとおいでよ』のゲストは、新ユニット【B.O.C】を結成したSAMさんとDJ KOOさんをお迎えしました。
向井&横澤も爆笑!DJ KOO「SAMは、生意気で必ずマウントとってくる。」
向井:出会ったころ、KOOさんからSAMさんの印象はいかがでしたか?
KOO:本当生意気なんですよね。
SAM:(笑)。
向井:でも2人は同世代ですよね?
KOO:同じ歳でも生意気っていうか、必ずね、マウントをとってくるんですよ。
向井:この2人の関係性…めっちゃ面白いよな(笑)。
横澤:面白い(笑)。
SAM:共通点で言うと、高校時代に僕は歌舞伎町のディスコに通いまくってて…。
向井:15歳でダンスの面白さを知ってっていう。
SAM:高一、高二、高三、歌舞伎町で過ごして。
横澤:かっこいい!
SAM:歌舞伎町高校を卒業したんですよ。
向井:ないですけどね(笑)。
KOO:全然面白くないじゃないですか!
向井:いい、いい、その喧嘩(笑)。
KOO:横澤さん、そんなのにかっこいいとか言わないで。
向井:ユーモア、ユーモア(笑)。
SAM:DJ KOOは歌舞伎町でDJやってたとか言ってますけど高校卒業して見習いDJに入ってDJデビューなんです。所詮高校卒業後なんです。僕から言わせてもらうと。
向井:SAMさんの方が早く歌舞伎町を知ってるから自然と上だよねっていう話で。
SAM:全然先輩です。DJ KOOがB&Bってディスコで見習いしてるときに僕は歌舞伎町で有名ダンサーでしたから。店に僕が来てくれるって喜んでましたから。
向井:ということはその時点でSAMさんの方がやっぱりちょっと上…。
KOO:いやいやいや。僕、中の人だから。
向井:なんですか、中の人って(笑)。
KOO:ディスコの中の人なんですよ。
向井:要はSAMさんはパフォーマーでね。
KOO:例えば美味しい焼肉屋さんがあります、どんなに味がわかるってお客さんが焼肉を食べに行っても作ってる人の方がすごくないですか?
向井:はい…ちょっとその例えがあってるのかどうか…(笑)。今のだとSAMさん何ですか?焼肉ので言うと…。
KOO:えーっと、ユッケとか…。
SAM:違うよ。客だろ、客。
横澤:(笑)。
向井:何ですかあなたたち(笑)。どういう2人なんですか(笑)。
横澤:コンビみたい(笑)。
SAM:DJ KOOって鼻につくところがいっぱいあって。言わずには言われないところがある。基本的には嫌いじゃない。
向井:もちろん、もちろん。
SAM:けど、好きでもないんです。
向井:(笑)これだけ長くいるんですから…(笑)
SAM:けど、まぁ、構いたくなる存在なんです。
新ユニット【B.O.C】で飛行機を乗る時は絶対にエコノミー。
KOO:SAMとは一緒歳でお陰様で還暦も超えて…。
横澤:すごい!
KOO:でも還暦を超えると歳は関係ないねみたいな、そんな感じになってきて。とにかくやれるだけいろんなことやろうよっていうところで。そこは同年代でずっと同じものを見て育ってきてるので…じゃあJラップやるかって。
向井:Jラップなんですね。
SAM:この歳までやってきてTRFが一段落ついたってのはあるんですけど、ここから先、自分たちが今までやってきたことをメッセージとして伝えるのにラップという手法が一番ワードがいっぱい使えるので伝わりやすいかなと思ってやらせていただきました。
向井:この【B.O.C】という名前、これは誰が付けられたんですか?
SAM:僕なんですけど、【B.O.C】っで“Beef or Chicken”って意味なんですけど、飛行機の中でよく聞かれるワードですね。若い頃にお金がない頃にエコノミーの席で一番後ろの方でちょくちょくニューヨークとか行ってたので…やっぱりつらいわけですよ、狭い席で寝づらいし。そこで寝てるとCAさんにバンバンって起こされて「Beef or Chicken?」って。
向井:ちょっと粗めにね。
SAM:ちょっとキレ気味で聞かれて「ビーフ」とか言ってたのが毎回悔しくて。いつかビジネス乗ってやるぞと、見てろよと。そういうハングリー精神があっていう。そこからきてるんですよね。
向井:あの頃の気持ちを…
SAM:初心忘るるべからず。
向井:KOOさん、これはいい名前ですよね。
KOO:そうですね。
SAM:だから2人で今後海外行くことんなったら【B.O.C】はエコノミーです。
向井:え!
KOO:新人なんで。
向井:っていう気持ちで?
SAM:いや、本当にそうです。【B.O.C】はエコノミー。
向井:でも還暦でニューヨークまでのフライト…13時間とかエコノミーってかなりきついですよ?
横澤:大変!
SAM:エコノミーです。
向井:でもそこからやる意気込みというか。
SAM:そこからです。絶対にエコノミーです。
還暦を過ぎた二人だからこそ歌える『 NARIYAMA NIGHT 』
向井:【B.O.C】のデビュー曲『NARIYAMA NIGHT』の歌詞の中に「60過ぎてもストリート」っていうところもありますけど、やっぱり年齢とかじゃなく。
SAM:そう。まだまだやっていくぜみたいなことですよね。
向井:KOOさんも言いたいことみたいなのはこの中に入れてるんですか?
KOO:やっぱりタイトルの『 NARIYAMA NIGHT 』って自分の中にまだ鳴り止まない、あれもやりたいこれもやりたいっていうことを伝えていくのと、やっぱり今、人生100年時代って言われてるじゃないですか。
向井:我々も年齢だしとか考えますけど…。
SAM:年齢感って自分次第じゃないですか。実際、僕高齢者のダンスプログラムを作っていて勉強していくといくつになっても新しいことに興味を持っていたり趣味をたくさん持っている人たちって老けないし長生きするというのがデータで出てて、新しいことをするってコミュニティも出来るしそれがすごく大事なんですよね。好きなことでも地域のボランティア活動でも率先して参加していくことがすごくいいと言われているので、そう言っている僕らが体現して行かなきゃいけないかなって思います。
横澤:へぇ~。
向井:でもおふたり、全然老けてないです。
SAM:しっかり老けていますけどね。
KOO:年齢を重ねるほど、そうなるのは当然だから。若いころ出来なかったこととか。今だったら盆踊りでDJやったりとか。今が一番うまいんじゃないかと思いながらやっています。
向井:そうですか。
SAM:いい意味で、枝葉がとれて幹の部分だけ残ってなんでも挑戦できるみたいな感じになっている。
横澤:すごい…。
SAM、銀座三越『JOHAN』の手際の良さに見惚れる。
SAM:さっきDJ KOOが塩パン食べてるって言ったじゃないですか。僕よく銀座の三越のJOHANってお店に行くんですけどね、そこのレジの人たちの手際がめちゃくちゃいいんですよ。
向井・横澤:(笑)。
SAM:すごい人気のお店ですごい長蛇の列なんですけど、列に並ぶときって結構覚悟してYouTubeとか見ようかなとか…。
向井:あ、そんなに並ぶんですか。
横澤:長蛇の列ですよね。人気ですもん。
SAM:YouTubeを見ようかなって並んでるとあっという間に自分の番がくるんですよ。っていうくらい手際が良くて。
向井:はあ~。
SAM:で、パンを5、6個買うじゃないですか。もう本当に…袋をパッて出した時には袋が開いててそこにスッと入れて、スッと入れた瞬間にこっちのセロハンテープをパッと取ってシュッと閉めてっていう。
横澤:(笑)。
向井:プロですね~(笑)。
SAM:すごいんです。で、その一瞬の隙に僕のクレジットカードをパッて取って。
向井:本当ですか(笑)。
SAM:と思ったら下から袋を出して詰めてるっていう。無駄がない。
向井:無駄が一切ない。
SAM:本当にあの人たちは見惚れちゃう。だからずっとそれを見てて飽きないので。
横澤:見たいな~。
向井:ちょっと体験してみたいですね、レジは。
SAM:何人かいらっしゃるんですけど、皆さんすごいです。
DJ KOO、ファンからのサプライズ誕生日祝いは都電ラッピング!
向井:KOOさんは最近感動したことはどうですか?
KOO:夏に誕生日だったんですけど、9月になってサプライズバースデーをしていただいて。
向井:どなたにですか?
KOO:それも応援していただいてるファンの方々に。私設なんですけど、応援団ならKOO援団って作ってくれて。都電荒川線ってあるじゃないですか、そこの街ぶらロケですって言われて行って乗ったら、DJKOOのマークがついて車内がもうディスコみたいな…飾り付けも自分でやってくれて。
向井:今お写真を見てますけど、ラッピングカーみたいな。
横澤:すごーい!
KOO:そうです、ラッピング…Do……Dance…。
SAM:……(笑)。
向井:言うなら言う、言わないなら言わない(笑)!
横澤:ためらって(笑)。
向井:車内も!昔からのファンの方たちが?
横澤:企画してくださったんですか。
KOO:全部企画してくれて、中で大喜利のゲームやったり。
横澤:大喜利…?
向井:大喜利もしたんですか(笑)?
KOO:写真で一言ゲームとかイントロ当てクイズとか…ファンの方がやってくれて。
向井:これは嬉しい。
横澤:ファンの方、実費…ですよね?
向井:そうですよね、ご自分たちのお金を出し合って。
KOO:めちゃめちゃ嬉しかったですね。
SAM:素晴らしいですね。
横澤:愛されてますね。
SAM:僕からもお礼を言います。
(TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』より抜粋)