マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオが語り合う番組。11月2日放送(第600回)は「同じ風景論」をお送りしました。
鹿島:たとえば同じ風景を山の頂上で見てるんだけど、登り方が全然違う。そこで山の風景の話をしているからおもしろいみたいなことってあるんじゃないかと思いまして。
マキタ・タツオ:うんうん。
鹿島:この前、NetflixでWWEの『Mr.マクマホン:悪のオーナー』という。
マキタ:見たよ、めちゃくちゃおもしろかった。
タツオ:アメリカのプロレス団体。
鹿島:プロレスを知らない人でも見てもらえば、この30~40年のアメリカ現代史のエッセンスがすべて詰まっているんです。良くも悪くもね。僕はリアルタイムでも見ていたんです、中学生くらいのときから。1985年にレッスルマニアという、当時WWFが仕掛けた大イベント。お祭りみたいなレスリングイベントがあって、そこにシンディ・ローパーが上がっていたんですね。それを毎週、『週刊プロレス』とかで見ていたもんですよ。
マキタ:やってたね。
鹿島:そうすると、MTVも当時から始まっていて、むしろプロレスと音楽がコラボして、レッスルマニアというイベントが大きくなっていったという。「そうなのか」と思ってね。
タツオ:それはよく考えたら難しいコラボだよね。
鹿島:向こうでは毎週、レスラーやミュージシャンが生番組で盛り上げていくということがずっと行われていたんだって。そのプロセスは知らなかったから、「こういう内幕があったんだな」っていう。ジャンルとジャンルが、当時コラボって日本で言われていたかは知らないですけど、それで盛り上げていく。で、このドキュメントがおもしろいと思っていたら、ラッパーのダースレイダーっているじゃないですか。
タツオ:『ヒルカラナンデス』やってますね。
鹿島:普段は時事ネタとか政治社会系の話をしているんですけど、移動中に最近見たエンタメの話になって、ダースさんが「マクマホンのドキュメント、おもしろかったですよ」と言って。で、レッスルマニアの話になって、ダースさんは音楽から入っているから、MTVはこれだけすごいということはよくわかってたんだけど、これをきっかけにプロレスとコラボして、レッスルマニアというものができたという。
マキタ:音楽サイドのほうからね。
タツオ:違う登り方をしてるね。
鹿島:まったく違う反対側の風景からドキュメントを楽しんでいた。
タツオ:山梨側から富士山を登ったということですね。
鹿島:あの、ピリッとするからやめてくれ。
タツオ:アハハハハッ!
マキタ:タツオ、今なんて言った?
タツオ:山梨側(笑)
マキタ:そうだよね。山梨側からだよね?
タツオ:それと静岡側から登った人が頂上で会ったということです。
鹿島:本当にね、ピリッとするんだから!とくに山梨の人はピリッとするよ!
マキタ:山梨側からの登山口のほうが入山する人のほうが多いからね!
タツオ:その注釈はどうでもいいんだけど(笑)
鹿島:昔、山梨放送の生放送中に、たしか甲子園の野球で静岡と山梨が対戦していたときがあって、「勝ったほうが富士山取ればいいのに」って言ったら、ピリッとしたんだから。
タツオ:アハハハハッ!
マキタ:それはダメだよ!ピリッとするよ!棚上げしてるだけなんだから!
鹿島:棚上げって大人の知恵ですよね(笑)
(TBSラジオ『東京ポッド許可局』より抜粋)

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