ワインではなくビール?
フランスでは年配の方はワインを好みますが、現在、若者を中心にフランスのビール文化は発展しています。カフェやバーではビールが主流。友達同士で過ごすソワレにはビールは欠かせません。
今フランスではこだわりを持って作られた小規模生産のビールが人気。実際スーパーマーケットでも地ビールのコーナがあるほどです。またパリではビール作りのアトリエなんかもあり、オリジナルのビール作りが行えるのだとか。フランスのビールは独自の発展を遂げています。
次にオススメのビールを紹介します。
Ficher/フィシェ
ドイツのお隣の街アルザス地方では、伝統的にビール作りが盛んに行われてきました。フランスを代表する商業ビールといえば、1664ですが、こちらのビールもアルザス地方で生産されています。そんなアルザス地方のビールでオススメしたいのが、Ficher/フィシェ。
Jade/ジャド
オーガニックビールでオススメなのがJade/ジャド。1926年よりビールの小規模生産行なっている、Brasserie Castelain/ブラッスリーカステラン社のもの。フランス北部の街リールの近くに工場があります。モルトビールで、甘みの中にもあっさりとした味わいが特徴です。
CH'TI/チティ
同じくBrasserie Castelain/ブラッスリーカステラン社のビール、CH'TI/チティもオススメ。 CH'TIは長期保存することが可能なビール。パリ農業コンクール2016で銅賞も受賞しました。深い味わいの中にも繊細さが感じられるビールです。
3 Monts/トロワモン
3 Monts/トロワモンはフランス北部の街で小規模に生産されています。上面発酵のビールで、アルコール度数は8,5%と高め。
La Parisienne/ラパリズィエンヌ
パリジェンヌを意味するビール、La Parisienneは今パリで最もホットな地ビール。カフェやセレクトブティックなどで購入することができます。癖のないスッキリとした味わいが特徴。筆者も好きなビールの一つです。
ここで紹介したビールの他に、ブルターニュ地方でも、多くの地ビールが生産されています。海の街のビールということで、海水入りの少し変わったビールなんかもありますよ。次回のフランス旅行では、ワインだけでなく、お気に入りのビールを探してみるのはいかがでしょうか。
[Photos by Nanako Kitagawa/shutterstock.com]



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