特に、カラフルで美しい街なら、ぜひ一度は訪れてみたいものです。世界中に点在する色鮮やかな街並み。今回は、ヨーロッパ編をご紹介します。日本から出かけて周遊して帰る旅なら、どのようなルートになるんでしょう。まずはイタリアに飛び、そのまま北上しながら7つの街をめぐり、ノルウェーから日本に戻るコースです。
リオマッジョーレ/ イタリア
まずは飛行機でミラノへ。成田からなら直行便で12時間45分。さらにミラノから電車で3時間20分ほどで、この小さな港町に到着。様々な色に塗られた家々は砂岩でできています。この地域の5つの村の景観をまとめたチンクエテッレ地域は一つの世界遺産に認定されています。また、近隣で醸造されるワインが名産です。
ブラーノ/ イタリア

イタリア半島を東へと電車で横断して、ベネチア近くにあるブラーノへは6時間30分ほどで到着です。この運河の町。通りはまるで虹のようです。自宅に色を塗りたい場合には、地元の役所に何色にしたいかを伝え、承認を受ける必要があるそうですよ。この町の特産品はレース編み。どんなデザインなのか気になりますね。
ヴロツワフ/ ポーランド

ポーランドの南東部に位置する歴史の町、ヴロツワフ。ベネチアからは飛行機で2時間40分。整然と並ぶ6階だてくらいの高い建物が、美しい色に塗り分けられいます。特に中央広場は様々な色の建物に囲まれていて圧巻です。町を流れるオドラ川は、夏の間クルーズ船が運航するそうです。
コッヘム/ ドイツ

ポーランドの西に位置するドイツ。
コペンハーゲン/ デンマーク

電車でフランクフルトに戻り、空路で1時間20分。デンマークの首都コペンハーゲンには、ニューハウンと呼ばれる運河のような埠頭があり、その両岸には、これまたカラフルな建物が軒を連ねます。夏になれば、地元の人たちも、観光客も一緒にテラス席でビールを片手にワイワイとにぎやか。大都会にこのような地区が残されているとは、うれしいですね。
ベルゲン/ ノルウェー

コペンハーゲンから、ノルウェーのベルゲンへは直行便で1時間20分。その旧市街に、この色とりどりの木造建築の倉庫群ブリッゲン(世界遺産)があります。ベルゲンはノルウェー第2の都市、古くからノルウェー海の海産物の交易で賑わいました。この倉庫群、今ではショップやレストラン、ミュージアムとして利用されているそうです。
ロングイールビュエン/ノルウェー

同じノルウェーでも、こちらは北極海に浮かぶヤンマイエン島の小さな町。
さて、ここから日本へ戻るには、オスロ、アムステルダム経由で18時間くらい。思ったほど時間はかかりません。ヨーロッパのカラフルな7つの街を巡る旅。いつか行きたい旅として、メモしておきたいなと思いました。
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