JALの東京(羽田空港)発はワクワクするメニュー
先日ご紹介した、ニューヨーク発JALの機内食は正直イマイチでした。さて、「日本発の機内食は美味しい」という定説は実証できるでしょうか。JALは、「新しい驚きと楽しさに出会える、空の上のレストラン」と名打っているだけに期待が高まります。
「食事が楽しみで、JALに乗りたい」そう言っていただけるように、おいしいだけでなく、たのしくなる食事を目指しました。
https://www.jal.co.jp/newsky/kitchen_gallery/index.html
「若き料理人たちによる機内食」「北海道・九州シリーズ(主に中国行き)」「AIR(有名店とのコラボシリーズ)」「資生堂パーラーのコラボシリーズ(ホノルル・コナ線)」など、ワクワクするような機内食のラインナップ。しかしながらこれらはすべて、日本発のみなのですね。世界をつなぐJALの機内食が、すべて同レベルにできないのは残念。日本発以外は、実現が難しいのでしょうね。
料理コンペティションのファイナリストによる機内食

今回のディナー(夕食)は、料理コンペティション「RED U-35」に選ばれたファイナリスト6名による機内食。ハワイ・グアム・中国・深夜便などを除く日本発便での提供です。
RED U-35 若き料理人たちによる機内食
https://www.jal.co.jp/newsky/kitchen_gallery/red.html
JAL国際線エコノミークラス ディナーのメニュー

ふーん、メニューの料理名からして美味しそうですね。
シェフの顔付き!ディナー(夕食)の海老のビスクカレー

「海老のビスクカレー」が来ました。なんと、シェフの顔付き!JALのイメージカラーの赤と白が使われ、華やかな感じがしますね。見た目からして、美味しそうですよ。ニューヨーク発のJALとは段違いです(失礼)。
海老のビスクカレー

失礼ながらシェフにご退場いただくと、海老カレーの登場です。ご飯はターメリックライスで、カレーには海老がゴロゴロ。トッピングの3色も色合いが綺麗で、食欲が刺激されます。

サイドディッシュは写真左が「クミン香るラタトゥイユ」。
なんてこった!パンナコッタ!

デザートは写真左で、「パンナコッタ フランボワーズソース」。機内食で、パンナコッタ!なんてこった!ちょっとオヤジギャグ入りましたけど、あっさりめで美味しいです。
じゃーん、ディナーの全貌はこんな感じ。立派なもんです(偉そう?)。サラダも色合いが綺麗で、新鮮な感じ。「アルプスの少女ハイジの白パン」的なパンも良いです。全体的に満足。美味しかったです。
JAL国際線エコノミークラス軽食 コーヒーロール

軽食は、コーヒーロールとお茶。
JAL国際線エコノミークラス ブレックファースト(朝食)のメニュー


さて、到着前のブレックファースト(朝食)です。今度は、AIRシリーズ [AIR Japanese Soba Noodles蔦]。朝からラーメンかって気もしますが、トリュフオイルの香りと聞いては、オオッと思いますよね。ご親切にレクチャー付き。JALの力の入り方が分かりますね。
トリュフの香りの混ぜそば鶏油Soba

トリュフオイルと鶏油(チーユ)を合わせた特製タレと、麺を絡めていただく「トリュフの香りの混ぜそば鶏油Soba」。ミシュラン一つ星の、東京巣鴨にあるラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」謹製。整理券まで発行される店なので、機内食で出るのは価値がありますね。しかも、エコノミークラスです。こちらもJALカラーの赤と白が、目を惹きますね。トリュフはそれほど香っていませんが、味は良いです。

麺の容器を開けてみましょう。
日本発の機内食はやっぱり美味しい
日本発JALの国際線エコノミーの機内食は、大変美味しゅうございました。課題は日本発のみならず、世界各国発のJALで同レベルにして欲しいことですね。ごちそうさまでした。
[All photos by Sara Aoyama]
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