ロイヤル・アスコット参加の下準備

チケットはネットから入手します。まず利用者登録をするのですが、選択肢の数がものすごくて驚きます。
数日後に郵送で届いたチケットと案内が美しくてうっとり!このイベントは、ドレスコードがあるのが特徴です。今回は、気軽なエリアの席だったので、ドレスコードはゆるかったものの、きちんとした身なりと、帽子かファシネーターという頭につける装身具が推奨されていました(画像参照ください)。よい席では、女性は頭が隠れる帽子が必須など厳格なようです。
ロイヤル・アスコット会場

イベント初日。ここが会場入り口です。最寄り駅のアスコット駅へは、始発駅のウォータールー駅から1時間弱。ウォータールー駅では、すでに着飾った人々の団体があちこちに見えました。電車の中もシルクハットのおじさまをみかけ、特別感に気分が上がります。まあ、貴族の方は車で会場に向かうのでしょうが(笑)。実際、駐車場には、ロールスロイスやポルシェが並んでいました。

あいにくの雨ですが、かっぱや傘をさしながら、平然とピクニックです。

野外バーも盛り上がっています。

おなかを満たしたところで、人々はわらわらと柵の前に集まり始めます。ロイヤル・ファミリーが馬車に乗ってやってくるからです。

女王陛下が目の前を通りました!女王陛下を一目見よう、というよりも、写真に収めようとする人々の気迫がすごかったです。

モニターに映るのは女王陛下ばかりでそのときは分からなかったのですが、ウィリアム王子、キャサリン妃もいらっしゃったのでした。

女王陛下や貴族の方々のエリアは柵の向こう側。遠いです。

なお、会場には生演奏のエリアもあります。
レースがスタート!

そしてあっという間にレースはスタート。スタート時は直接見えないし、どのへんを走っているのか見当もつかないのですが、突然地響きがしはじめ、目の前をものすごいスピードで馬が走り抜けます。本当に一瞬です。馬が蹴り上げた土が空中を舞う、大迫力です。

写真では分かりづらいのですが、優勝が分かったときの人々のはしゃぎよう!大声出して歓びをアピールしています。こんなに着飾っていても、皆陽気です。

大画面で、優勝したグレーの馬のレースを見直します。ずっと最後尾を走っていたのが、最後の最後で隙間を縫って抜いていったのが初めてわかりました。1位でゴールしたあと、ジョッキーが乗ったまま馬の頭をなでているのがモニターで見えて、なんだかうれしくなりました。

会場内では、音楽に乗って踊っている人をちょこちょこ見かけました。


馬券はたくさん種類があって、会場内のさまざまなところで買うことができます。やはりこれは競馬に挑戦しなければ!現金をもってきていなくて、ATMを利用。手数料が£2.99かかるというぼったくりようですが。


ルールもよく分からないまま、名前の響きから1位から3位を予測して馬券を買いました。

オフィシャルショップには、馬の模様のグッズがずらり。会場では、必要に迫られてか、ロイヤル・アスコットの大型傘を購入した人をたくさんみかけました。
気軽な席でも、かなり素敵な服装の人々をたくさんみることができましたが、もっといい席でバリバリ着飾って参加してみたいと思った魅力的なイベントでした。
Royal Ascot 2019
https://www.ascot.co.uk/horse-races-and-events/royal-ascot/overview
[ All photos by Shio Narumi]
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