11月30日まで開催中、成城石井の「シンガポールフェア2021」で登場した2つの「丼」のうちのひとつが、「シンガポール風アヤムシオ丼」。「Ayam Sioh」と書いて「アヤムシオ」。
Ayamはチキンのことで、Siohはタマリンドとコリアンダーを使った込み料理のことのようです。今回は、これをいただきました!
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電子レンジで3分の「スパイスチキン煮込みご飯」
【成城石井エスニック惣菜レビュー】鶏の煮込み「アヤムシオ」は隠し味が味噌


このシンガポール風アヤムシオ丼は、「スパイスチキン煮込みご飯」と説明書きがあります。スパイスは、コリアンダー、アニス、シナモン、クローブなど。やわらかく蒸したチキンを、コリアンダー、アニス、シナモン、クローブなどの香辛料と、タマリンドペースト、仙台味噌黒糖などで煮込んでいます。裏面の「原材料名」を見てみると「みそ」が入っているんですね。これ、仙台味噌なんだそうです。

このアヤムシオ丼も、駐日シンガポール共和国特命全権大使ピーター・タン閣下が、このシンガポールフェアのために伝授してくれた、シンガポールのお惣菜4商品のうちの1つです。レシピを作り上げるプロセスで仙台味噌を使ってみようということになったのも、大使のアイデアだったそう。

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表のラップを外したら、こんな感じ。これを電子レンジ600wで3分加熱します。それにしても、温める前からすごくおいしそうなんです。

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3分加熱したら、2重になっている容器の下には、ほっかほっかのご飯。
スパイシーなアヤムシオの香りが広がります。
やわらかーく煮込まれたチキンが甘辛でご飯に合う!
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現地ではシナモンが強めだそうですが、日本人の口に合うようにコリアンダーの爽やかさがきいているようです。タマリンドペーストはコクがありながらも少し酸味があるようで、それが仙台味噌とのコクと相乗効果!

やわらかく蒸されたチキンをさらに煮込んで、おいしさが浸みて、やわらかーく仕上がっています。

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ベイクされたと思われる、かぼちゃとさつまいも。かぼちゃはほっくほくで、皮まで食べられる火の入り具合です。

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乱切りのさつまいもも同じくほくほく。この2つの根菜がいいんです。食物繊維もたっぷりだし、満足感も上がります。
やっぱり丼!ご飯にドーンとのっけます
【成城石井エスニック惣菜レビュー】鶏の煮込み「アヤムシオ」は隠し味が味噌


「丼」ということで、具を全部ご飯の上にのっけてしまいました。ここでチキンもたっぷりゴロゴロしていることに気づきます。いんげんとパクチーもアクセントになっていて、ご飯と一緒にいろんな具を合わせながら食べていくと、飽きることがありません。

【成城石井エスニック惣菜レビュー】鶏の煮込み「アヤムシオ」は隠し味が味噌


全体に味付けは甘め。
これ、甘ジョッパイもの好きな日本人にはたまらないと思います。スパイシーとはいえ、辛いということはなくて、深みのある味わい。やっぱりしっかりエスニックです。

実は筆者、アヤムシオを現地で食べたことはないんです。でも、この香りが現地のどこにでもある食堂街「ホーカーズ」の香りや雰囲気を思い出させてくれました。
成城石井自家製 シンガポール風アヤムシオ丼(スパイスチキン煮込みご飯)647円(税込み)
※関東および東海エリア店舗のみでの販売となります(関西エリアおよびエスパル仙台店・さんすて岡山店では取扱いがありません)
成城石井
http://www.seijoishii.co.jp/

[All photos by Atsushi Ishiguro]
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