実は少ない、ミシュランガイドがある国
sylv1rob1 / Shutterstock.com
「あのレストラン、ミシュラン三ツ星らしいよ」と聞けば、一度は食べてみたいと思うもの。しかし筆者の暮らすオーストラリアには、ミシュラン店はありません。というのもミシュランガイド自体が導入されていないんです。
そもそもミシュランガイドがカバーしているのは30カ国程度。そのほとんどは世界有数の大都市が占めているようです。ちなみにミシュラン店が多い都市を順に見てみると、トップ5は1位から東京、パリ、京都、大阪、ニューヨークとなっています(2020 FINEDINING LOVERS調べ)。
個人的には「オーストラリア版があっても良いのになぁ」とも思うのですが、国内では現状のレストランガイド事情に満足しているローカルも多い様子。というのも、ミシュランガイドに負けず劣らぬ格付けが、この国には既に存在しているからです。
「グッド・フード・ガイド」とは?
毎年発表されるグルメの格付け「グッド・フード・ガイド」。
査定方法は明瞭簡潔。スコアは20点満点となっており、配点は次の通り。
●料理 10点
●サービス 5点
●店内の雰囲気・食器類・内装など 3点
●その他感動ポイント(ロケーション、絶景など)2点
ハットを獲得するには少なくとも15点は必要と言われており、シェフの功績やレストランの歴史なども考慮されます。確かにこれだけしっかりしたガイドがあれば、レストラン選びで困ることはなさそう……。
美食大陸オーストラリアの魅力
近年、プレミアム・ダイニング・デスティネーションとしてその名を馳せるオーストラリア。続いてはその魅力についてご紹介したいと思います。まず一つめはオーストラリアの広大な海と大地で、サステナブルな手法により育てられた食材。そのクオリティの高さは世界から注目されています。そんな地元産の新鮮な食材をふんだんに使用した料理は、まさに贅沢の極み。
二つめの魅力は人材。移民国家であるこの国には、才能溢れたシェフ達が世界中から集まってきます。そんな腕利き料理人達が、それぞれの才能と経験をシェアしつつ生みだす料理の数々。フレンチ、イタリアン、日本、中国、インド、タイ、ベトナム……さまざまな要素が絶妙なバランスで組み合わさった、革新的なフュージョン料理が楽しめるのも、この国ならではの魅力だと筆者は感じます。
絶景×美食 で感動の食体験を
そんな絶品料理を大自然に囲まれながら、家族や友人など大切な人といただく。何を食べるかももちろん大切ですが、どこで誰と食べるかも重要だということを、今一度気づかせてくれる。オーストラリアが美食大国と呼ばれる所以は、そんな記憶に残る食体験にあるのかもしれません。
【参照】
Your Good Food Guide questions, answered
[All photos by Shutterstock.com]
Please do not use the photos without permission.



![BE-PAL(ビ-パル) 2024年 10 月号【特別付録: AIGLE 2WAY"はっ水"MINIボストン】[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51noLuhXazL._SL500_.jpg)


![[キャプテンスタッグ] キャリーバッグ 600D 2~3泊対応 マチ幅拡張機能付 2wayリュックスタイル(33~48L) BK](https://m.media-amazon.com/images/I/41FD0WhjNzL._SL500_.jpg)
![[VELSKYF] 現役客室乗務員監修 スーツケース キャリーケース キャリーバッグ 機内持ち込み TSAダイヤルロック[日本企業企画]一部パーツ無期限メーカー保証 ダブルキャスター (Sサイズ 1-3泊 2.8kg 37L ワインレッド 深紅)](https://m.media-amazon.com/images/I/31kz4Sfb2eL._SL500_.jpg)
![[AM Aomoide] スーツケース 機内持ち込み フロントオープン TSAローク搭載 ファスナー式 キャリーケース Sサイズ USBポート付き カップホルダー付き 静音 360度回転キャスター 超軽量 ビジネス 出張 1-3泊 41リットル (ダークブラック, Sサイズ/機内持込(1-3泊))](https://m.media-amazon.com/images/I/41Blf7Y8brL._SL500_.jpg)


