Microsoftが、バーチャルに複数のモニタを配置するアプリを開発している可能性が浮上してきた。

Twitterユーザー(WalkingCat)の投稿にて、HoloLens用のバーチャルモニタ追加アプリと捉えられるスクリーンショットが明かされている。

モニタを購入しなくても設置スペースがなくても、マルチディスプレイ環境が構築できれば確かに便利だろう。

・MR空間上にモニタの追加とレイアウト変更ができる

Downloads: Mirage, the desktop app https://t.co/0asXxIHpjE and Santos, the HoloLens2 app https://t.co/a4nM75CWYd https://t.co/90OdI9WEyp

— WalkingCat (@h0x0d) April 27, 2020

「Mirage」(あるいは「HoloScreens」「Sanatos」)と呼ばれるHoloLens 2用アプリでは、モニタの追加とレイアウト変更が自在にできるようだ。

同アプリを活用すれば、仕事やゲームで複数のモニタが使えるようになりそうだが、ほんとにリリースされるのかや真の目的は定かではない。

WalkingCatの投稿には、HoloLensアプリとデスクトップアプリのダウンロードリンクも示されていて、実現性はありそうだ。

・Mixed Realityゲーム使いを想定か

oh well, there is my actual address in that QR code https://t.co/90OdI9WEyp

— WalkingCat (@h0x0d) April 27, 2020

最近、LinuxとVRヘッドセットで使えるバーチャルモニタソフトがリリースされたが、同じことができるようになるとすればWindows 10ユーザーにとってうれしいだろう。

ただ、HoloLensは視野角が狭いことから、バーチャルモニタを配置しても快適に使えなそうにない。

このことから、普段仕事で使うというよりも、Mixed Reality(MR)ゲームやリモートミーティングといった特定の用途を想定している可能性もあるだろう。

参照元:WalkingCat/ Twitter

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