株式会社SmartHRは、同社の人事グループが主催する採用イベント向けにタイピングゲーム「人労打(じんろうだ)」を開発。2021年夏にイベントと同社内で限定公開したのち、改善を重ねてこのたび一般公開しました。

なお「人労打」は、Google Chrome最新版またはMicrosoft Edge最新版のインターネットブラウザ上で遊ぶことができます。

タイピングスキル向上とコミュニケーション活性化へ

惨敗でした……。人事労務系ワードたくさん、SmartHRのタ...の画像はこちら >>
「人労打」は、制限時間(100秒)以内に表示されるワードを入力し、スコアを競うタイピングゲーム。

表示されるワードは、人事・労務業務に関するものやインターネットに関する用語などさまざまです。ワードを正しく入力すると迫りくるモンスターを撃退でき、入力した文字数に応じたスコアが加算されます。スコアが100位以内に入ると、ゲーム内のランキングに表示されるようです。

このゲームのポイントは、多くの人が持つ“タイピングスキル”を活用することでしょう。業種を超えて多くの人と共に楽しみ、競い合い、ひいてはタイピングスキル向上とコミュニケーション活性化につなげたいとの思いがあるようです。

チャレンジした結果、惨敗でした

ということで早速、「人労打」で遊んでみました。

簡単なワードで言うと「雇用保険」「年末残高」「アルバイト」などが出題されましたが、難しいのは笑ってしまうほど難しかったです。たとえば「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」といった聞き馴染みのないワードや「健康保険厚生年金保険~」と漢字表記だけで100文字を超えるものなどがあります。

文字数によってモンスターの進むスピードは調整されているようですが、タイプ音やタイプミスしたときの音、BGMなどに妙に焦りを感じました。それでも、ランキング上位の人は2万4000点を超えています(ちなみに、筆者はどうがんばっても9000点でした……)。

このゲームは、キャラクターデザインから背景グラフィック、BGM音楽などすべて同社従業員により製作されたとか。

BGM制作を担当した人によると、4/4拍子→6/4拍子→3/4拍子というノリづらく掴みどころがないビートにより、微妙に焦りを感じるように作っているといいます。

PR TIMES
「人労打」

(文・Higuchi)