歌手歴はもう16年という、R&BシンガーのUsher(32)。実力派人気歌手としてファンサービスを惜しまない彼だが、ひどいパフォーマンスの挙句に舞台を勝手に下がり、そのままコンサートを中断するという事態がドイツで起きていた。


上気道感染症による体調不良を訴える中で13日、Usherはドイツ・ベルリン「O2ワールド」で開催の『OMG』コンサートに臨んだ。マイクの前に立ってはみたものの、歌うことも踊ることもままならず、ファンからは当然のように激しいブーイング。

Usherは2曲目にして苦痛な表情で頭を抱えると、もうダメだと判断したのか勝手に舞台から下がってしまい、コンサートを中断。代理人を通じてこうした発表がなされた。

“Usherは上気道感染症による体調不良を訴えており、パフォーマンスは不可能な状態にあります。医師の診断の元で十分な回復を待ち、この公演の続きとして、なるべく早いリスケジュールを検討したいと思っております。


さらにUsher本人からも、以下のような謝罪メッセージが発表されている。

“今回このようにコンサートを中断したことを、僕自身も悔やまれてなりません。ご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。ファンの皆さんが僕にとっては全てです。回復したら、必ず皆さんが求めているようなパフォーマンスをお見せするつもりです。”

ベルリンの後に予定が組まれていたオランダのロッテルダム、ベルギーのアントワープの両公演もキャンセルとなり、それらは3月へ延期されるという。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)