昨年日本でも大ブレイクした若手トップ女優ジェニファー・ローレンスが、このたび『VANITY FAIR』誌のインタビューに応じ、かなりドライな職業観を持っていたことが明らかになった。
「失礼に聞こえるかもしれないけど、演技なんてくだらないことよ。みんなには“どうして冷静でいられるの?”って聞かれるけど、私はこう答えるの。“お高くとまったりなんかしないってば。誰かの命を救っているわけでもないのに。人の命を救ってくれるお医者さんたちがいて、燃え盛るビルに突入する消防士さんたちがいる。私がしているのは映画を作ること。
だがそんなジェニファーも、映画に出演することにより様々なことをシッカリと学んでいる。『ハンガー・ゲーム』への出演に際してはアーチェリーの特訓を受けたといい、実際にその腕前を“実戦”に生かそうとしたこともあるとジェニファーは語っているのだ。
「ガレージに車を入れたとき、自宅の中で男たちの喋る声が聞こえた。そのとき思ったわ。“アイツらに物を盗まれたりなんてしない”ってね。ちょうど(アーチェリーの)訓練から戻ったばかりだったから、私の車にはまだ弓と矢が入っていたの。」
「弓と矢を持って階段をあがったわ。
弓を使って窃盗団を撃退しようとしていたジェニファーだが、そこにいたのは家の工事を担当していた作業員たちだったのだそう。映画撮影のために身につけた自衛方法ではあるが、それを試さずにすんだことは幸いであった。
それにしても、ジェニファーの普通の感覚はとても好感が持てると好評である。家ではリアリティ番組を楽しみ“外出も嫌い”というジェニファー。映画ではその素晴らしい演技力がひときわ輝いているものの、人気女優にありがちな奢りや自惚れとは無縁。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)