映画『レオン』『フィフス・エレメント』など多くの作品でメガホンをとったリュック・ベッソン監督(59)。彼について「匿名の女性が“性的暴行を受けた”として警察に届けを出した」という驚きの報道が出回った。


「リュック・ベッソン監督に強姦被害を受けました。」

27歳のある女優が警察にそう話したのは、パリ時間5月18日のこと。彼女は「シャンゼリゼ通り近くにあるホテル“ブリストル”にて乱暴された」と主張したという。

両者は何年も知人関係にあり、女優はその晩の出来事を「事細かな部分までは覚えていない」というが、ベッソン監督について「コトを終えると現金を置いて去った」と話しているそうだ。被害者が誰なのか、どういう経緯があって実際には何が起きたのかなど詳細は伏せられたままだ。

この主張を受け、監督側はすぐさま弁護士に相談したもよう。『BBC』では、監督の担当弁護士が以下のように語ったことを伝えている。


「この夢想家による主張を、ベッソン氏は断固として否定しています。」
「被害を主張している人物は、ベッソン氏の知人です。この女性に対し、ベッソン氏はいかなる不適切な行為もしたことはございません。」

昨年より多くのセクハラ被害者らが「猥褻な行為を受けた」「強姦された」などと名乗り出て、加害者らを名指しして批判。とりわけ数十年も鬼畜のごとく女性達を弄んだとされる‟敏腕プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインの悪行の数々が明らみに出た。ベッソン監督は女性の言う通り最低な行為に出たのか、それとも自身の主張通りシロなのか―。

画像は『Luc Besson 2015年5月11日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)