福島善成に注目が集まり始めたのは2017年7月、松居一代が動画を次々と公開したいわゆる“松居劇場”が世間を騒がしていた頃である。この騒動に便乗する形で、福島は「一代。笑ってよ。」、「一代。一緒に歌おう。ほら。」と十八番の船越英一郎のものまね写真を次々とインスタグラムに投稿した。
この福島の活躍を心から喜んでいたのが他の誰でもない宮迫博之だった。2018年12月のラジオ番組で、宮迫博之は「これで子供らにプレゼント買うたれ」と前年まで2人の子を持つ福島善成に小遣いを渡していたと明かしている。しかしその年に「もう大丈夫です! (子供へのプレゼントは)自分で買えるようになりました」と福島から挨拶され、宮迫が「胸が一杯になった」というエピソードもあるほどだ。そして今年も福島の勢いは止まらず、多数の大学の学園祭のゲストにも呼ばれるなど、スケジュールは真っ黒に埋めつくされていたという。
福島善成は、謝罪コメントの中で「5年前とはいえ、反社会勢力と知らず、そこで芸をして出演料を頂きました。そのお金が悪いことをして集められたお金とは知らず、生活費にあてました」と記している。25日のTBS系『ビビット』にパーソナリティーとして出演した千原ジュニアは、「2人(宮迫博之と田村亮)は蓄えがあるでしょうが、他の芸人は…ほとんど結婚してますよ」と顔を曇らせた。宮迫、田村の2人と、他の芸人が同じ期間の謹慎処分は重すぎる―という声もあるが、吉本興業は具体的な日数については明らかにしていない。
5年前と言えば、当時すでに結婚し一男一女の4人家族の父親であった福島善成。
(TechinsightJapan編集部 みやび)