グラビアデビュー20周年を迎えた磯山さやかが、YouTubeデビューを果たした。ところが記念すべき初動画は、磯山が唐揚げを食べ続けるだけのものであった。
これを見たファンや爆笑問題太田光からは「ワクワクして見てみたら…」とツッコミの声があがっている。決して“ブレない”磯山が長くファンを惹きつけている理由とは?

9月22日、グラビアアイドルの磯山さやか(37)が公式YouTubeチャンネル『磯山さやか いそちゃんねる』を開設した。記念すべき初動画のタイトルは「磯山さやか 大好物のからあげをただひたすら食べる」。10分近い動画を再生してみると、本当に磯山が唐揚げを食べ続けるだけの動画だった。

磯山が用意したのは東京・恵比寿にある「らんまん食堂」の唐揚げだ。醤油味と塩味の唐揚げを交互に食べ続ける磯山。
特に笑いを取ることもなく、ご機嫌な様子で唐揚げを食べ続けるだけで動画は終了した。これを見たファンからは「どんな動画をアップしてくれるのかワクワクして見てみたら、ただただ醤油味と塩味の唐揚げを食べてるだけだった」というツッコミの声があがった。

10月2日、磯山がレギュラー出演するニッポン放送『高田文夫松村邦洋と磯山さやかのラジオビバリー昼ズ』でも話題は磯山の“唐揚げ動画”に。高田文夫(72)は「太田も怒ってたぞ。『唐揚げ食べりゃいいってもんじゃない』って」と爆笑問題・太田光(55)が磯山の動画を見たことを暴露した。

実はその前に太田は9月29日放送のTBSラジオ『JUNK爆笑問題カーボーイ』で磯山の動画について触れており、この影響で動画の再生回数が伸びたらしく磯山は放送中に太田への感謝の気持ちを表していた。


さらに高田は「(太田が磯山に対して)YouTubeを舐めすぎだって言ってたぞ」と続けた。これに対して磯山は「自己紹介がてら唐揚げを食べてるところをお見せすれば、素の私を分かってもらえるんじゃないかなと思って」と話している。

その後、18日には地元・茨城県産のメロンを食べるだけの動画をアップし、ファンからは「めっちゃ癒やされました」という声があがっていた。唐揚げやメロンを食べ続けるだけで、ここまで人々を癒すタレントはそう多くはないだろう。

ぽっちゃりキャラや食いしん坊キャラが定着しつつある磯山。磯山は10月2日に配信された『SmartFLASH』で、ぽっちゃり体型に悩んでいた時期があったことを告白。
番組のダイエット企画で激痩せするものの、ファンから「ぽっちゃりのほうがいい」と言われて気が楽になったそうだ。さらに「むちゃくちゃ個性的だったし、埋もれなくて良かったなって思います」と自身が芸能界で生き残れた理由について分析した。

そんな磯山は今年3月に亡くなった志村けんさん主演の舞台『志村魂』やフジテレビ系『志村けんのバカ殿様』に出演し、志村さんとの出会いを通して自分のキャラクターや役者業の道を見出した。バラエティ番組ではぽっちゃり体型をイジられることも多いが、めげずに明るい笑顔を見せている。


磯山本人が言うように、確かにこの20年間“ブレイク”はしなかったのかもしれない。しかし、多くの人から愛されるキャラクターを確立したのは間違いない。
今回の動画に関してもファンからは「ブレない感じが素敵すぎる」という声があがっていた。YouTubeを始めたからといって、かしこまった動画をアップしたらやはり「磯山らしくない」と感じる人が多いのではないだろうか。

ブレイクはせずも荒波の芸能界で生き残り、多くの人を魅了し続けている磯山さやか。その秘密は、磯山が生まれ持った明るいキャラクターといつでも“ブレない”芯の強さにあるのかもしれない。



画像1枚目は『磯山さやか Sayaka Isoyama 2020年10月23日付Instagram「今年も、この日を迎えられました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)