最新ヒットアニソンと1995年~2000年のヒットアニソンをそれぞれランキングで発表する音楽特番『アニソンバトルBEST20』(テレビ朝日系)が25日に放送され、『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌を歌う大御所・高橋洋子がスタジオ出演してファンを喜ばせた。ランキングの結果にはネット上で様々な声が聞かれるが、一方でオンエア後に『鬼滅の刃』の主題歌を歌うLiSAが高橋洋子とツイートでやりとりして関係性をうかがわせた。


「2021年」アニソンランキングでは『鬼滅の刃』が人気の強さを見せた。アニメ『鬼滅の刃』のなかでも名作とされる「那田蜘蛛山編」のうち第19話「ヒノカミ」で流れた挿入歌『竈門炭治郎のうた』(椎名豪 featuring 中川奈美)が9位に入れば、2位にLiSAが歌うアニメの主題歌『紅蓮華』、1位に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』主題歌『炎』がランクインした。

高橋洋子はLiSAが『紅蓮華』を歌うライブ映像を見ると、「歌もパフォーマンスもすごくカッコいい! 今の時代にそういった、いいものがちゃんと認められて、同業者として誇らしい」とコメントして、アニソン好きな共演者たちを「すごいお褒めの言葉」と唸らせた。するとオンエアを見たLiSAが、Twitterで「レジェンド高橋洋子さまが、嬉しすぎるありがたすぎるおことばを…」と涙目の絵文字とともにつぶやいたところ、高橋がそれをリツイートして「LiSAさん、こちらこそ有難うございます♪ 『アニソンは国境を越える最強のパスポート』これからも共にアニソンを盛り上げていきましょう」と呼びかけ、LiSAを「温かい名言を胸に、しっかり受け継いでいきます ありがとうございます」と感激させた。

「1995年~2000年」アニソンランキングで10位に『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(1997年)の主題歌『魂のルフラン』が発表されると、高橋洋子がサプライズ登場して生歌唱した。その流れで1995年から放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』が1位にランクインして、高橋が生歌を披露してくれるのではないかという期待感がスタジオに漂った。
しかし『残酷な天使のテーゼ』は4位と発表されて早くも高橋が歌うこととなり、1位は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(1996年~1998年)の初代オープニングテーマ曲『そばかす』(JUDY AND MARY)だった。さらに『るろうに剣心』の歴代主題歌から6位『1/2』(川本真琴)、5位『1/3の純情な感情』(SIAM SHADE)がランクインした。

それぞれの結果に、視聴者からはTwitter上で「2021年が1位と2位が鬼滅でしたね! 流石だと実感しましたw 1995~2000年はまさか残酷な天使のテーゼが4位とはとても驚きました!」、「エヴァも鬼滅もいい曲だし他のアニソンもいい曲なんだから順位なんかつけなくてよくね…」など反響があるなか、「家族で盛り上がりました。娘が鬼滅と煉獄さん大好きすぎて見てて面白かったw わたしは昔の方のアニソンが高校くらいの年代でノリノリで歌ってました」といったように親子の世代で知っているアニソンが違うケースがあれば、「るろうに剣心と鬼滅の刃が強い! あれを見てアニソン歌いたいと思った」と年代は関係なく盛り上がった人もいるようだ。それでもやはり世代で捉え方が違うのだろう、「『そばかす』がアニソンだとは知らんかったな。知らずにカラオケで歌ってた」、「確かにジュディマリはカラオケでよく歌ってたけどアニソンだとは知らなかった」、「るろうに剣心はアニソンでなく普通のJ-POPってイメージだなぁ」という声も見受けられた。


画像は『LiSA 2021年3月12日付Instagram「A面は炭治郎の「紅蓮華」B面は煉獄さんの「炎」ジャケットです」』『高橋洋子 Yoko TAKAHASHI 2021年3月25日付Instagram「アニソンバトルをご覧くださりありがとうございました♪」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)