今年の『M-1グランプリ』を語る時、モグライダーを高く評価するお笑いの先輩は多い。今回審査員を務めた塙宣之、中川家・礼二、富澤たけしもトップバッターとしてはモグライダーに高得点をつけ、特に93点と3人の中で一番高い点数をつけた富澤は21日深夜放送のラジオ番組『漫才サミットのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「すっげえ面白かった」と評価し、出演順が後ろの方であれば最終決戦の3組に入っていただろうと語っている。塙と伊達みきおは「芝くんが上手いからね」と、ツッコミでネタを担当している芝大輔を絶賛していた。
また2日に行われた『M-1グランプリ』決勝進出者発表の記者会見で司会を務めていた麒麟の川島明は、26組が出場した準決勝の舞台を全組見て自分なりの採点をした結果、モグライダーを今年の優勝者の大本命に挙げていたものだ。『伊集院光とらじおと』で伊集院光はモグライダー・ともしげの“生粋の天然ボケ”を愛しみ、そのボケを瞬時に処理する芝の技量の高さを絶賛した。
NSC東京校出身の芝は4組、スクールJCA出身のともしげは9組のコンビ解散を経て2009年にモグライダーを結成した。
1980年代生まれの2人はとんねるずやダウンタウンを見て育ってきた世代だが、芝が憧れているのは“今田耕司”だという。母親が今田のファンだったこともあり、彼の「全部乗るし、全部拾う」「相手をオイシくもしてくれるし、何なら最後は自分が持っていくこともできる」という高いトーク力にいつも注目しながら見ていたらしい。
画像は『モグライダーともしげ 2021年12月5日付Twitter「【モグライダー12月】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)