今月公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で主演を務めたロバート・パティンソン(35)が、撮影前に行った役作りについて語った。ロバートは毎日厳しいワークアウトやダイエットで体を鍛え続け、最後には水を一口飲むことにも気を配ったという。

映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で、若き日のバットマンことブルース・ウェインを演じた俳優ロバート・パティンソン。現地時間1日にはニューヨークでプレミア上映会が開催され、レッドカーペットに登場したロバートが米ストリーミングサービス「People (the TV Show!)」の記者からのインタビューに応じた。

ロバートは本作での役作りについて、「撮影が開始するまでの3か月間は、ずっとワークアウトをしていたんだ」と肉体を鍛え上げる努力をしていたことを明かした。

トレーニングに加えてダイエットも行っていたが、撮影日が近づくにつれて食事に細かく気を配るようになったという。

「シャツを脱ぐシーンがいくつかあったんだ。だからそのために食事を減らし続けていた。減らして減らして、最後には水を一口飲む回数も数えていたよ。」

さらに「シャツを脱ぐシーンが大きなモチベーションになったのでは?」と尋ねられると、ロバートは「その通り。恥は僕にとって100パーセント、最大の原動力だから」と冗談ぽく答えた。

ロバートはシャツを脱ぐシーンだけではなく、バットマンのコスチューム“バットスーツ”を着るための役作りについてもこのように明かしている。

「面白いよね。脚本を読んで、理解するために長い時間を費やすんだ。こんなに無謀な行動を取るキャラクターをどう演じれば良いのかとね。そして撮影が近づくにつれ、どんどん妄想が膨らんでいくんだ。Tシャツを着て家の中で座っているだけなのに、可笑しいよね。」


やがて撮影が始まり初めてバットスーツを着てみると、ロバート自身にこのような変化が起こったという。

「着たとたん、この衣装は元素的なパワーを持っていると思った。周囲の人々やクルーの反応が変わり、自分の全世界が突然変化したんだ。」

そしてバットスーツを着ることにより、キャラクターへの親近感が増したことを語っている。

「床の微妙な反射光や影から、このキャラクターは自分より大きな存在であることに気付くんだ。王冠を被ったような感じになったよ。」



画像2、3枚目は『The Batman 2022年3月1日付Instagram「The Bat, the Cat, and all of Gotham conquered New York for the World Premiere of #TheBatman!」、2022年1月31日付Instagram「The truth about Gotham is coming.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)