“消防訓練”のためにグラウンドに集まった⻘稜高等学校の1年生120人の前に消防車が登場し、そこから消防士姿の岩本照、鈴木仁、浮所飛貴、古川雄大が次々に現れると、会場は歓喜に包まれた。抱き合って喜ぶ学生もいたが、後方からは制服姿の生見愛瑠も姿を現し、さらに会場はヒートアップした。
同作は玉川ノンの同名漫画を原作に、超シャイな消防士とぼっちのJKの不器用な恋を描くピュアラブストーリーだが、主人公の消防士・蛯原恭介役の岩本照が高校生に消火器の使い方をレクチャーした。岩本はまず「火がついているところを見つけたら、消火器を探す前に『火事だ!』と大声で叫んで他の人に気づいてもらう」と学生たちに教えてから、消火器の使い方についても「火から3メートルから6メートルぐらい離れます」「上のピンをまず抜きます。ホースを外して、女の子たちだったら置いても使えるし、力がある男だったら(手に)持って、あとは握って…」と実演しながら噴射すると、浮所が「うおっ! すげー!」と反応した。
劇中にも避難訓練や消防訓練シーンが登場するが、撮影で訓練シーンを演じた生見は「ロープ降下では、私は支えてもらっているだけでしたが、(岩本が)何度もやっていてすごいなと思いました」と振り返った。岩本は普段からロープを登るトレーニングをしていたという。
浮所も「照くんは5、6メートルの壁を腕の力だけで、簡単にスラスラと2、3回登ってたんですよ。さすがだなと思いましたね」と感心していた。浮所も岩本と同じく消防士役を演じたが「僕はまだまだひょろひょろだったので、めちゃくちゃジムに通ってこの映画のために筋トレをしました。少しは照くんの身体に近づけられたのではないかなと思います」と役作りの努力を垣間見せた。
この模様が翌日放送の日本テレビ系情報番組『スッキリ』で流れると、スタジオ出演していた道枝駿佑(なにわ男子)が「岩本くんからカウントダウンコンサートのときになにわ男子全員にお年玉をいただきました。お礼を言いに行ったときに岩本くんが『しーっ』って(人差し指を口元で立てて)やってくれたので、僕もちょっとキュンキュンしました」とエピソードを披露した。ジャニーズのアイドルグループ「Snow Man」のリーダーでもある岩本だが、どうやら後輩たちをたびたびキュンキュンさせているようだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)