NFLのスター選手トム・ブレイディ(45)を夫に持つブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(42)が、再びモデルとして圧倒的な存在感を見せつけた。3児の母親であるジゼルは「ママでもセクシーでいられる」ことを証明し、トムとの関係について「自分の役割は果たした」と述べた。


数多くの有名ブランドの広告塔となり、「最もリッチなモデル」としてギネスブックにも登録されたスーパーモデルのジゼル・ブンチェン。彼女はサンパウロ・ファッション・ウィークのショーを最後にランウェイから引退し、NFLで活躍する夫トム・ブレイディのサポートと3人の子育て中心の生活を送ってきた。

そんなジゼルが、アメリカ版ファッション誌『ELLE』10月号の撮影に挑み、再びモデルとしての資質を見せつけた。デニムのショートパンツをはいた粋なバイカーファッションを披露したのである。

ジゼルは同誌のインタビューに応じ、母親であり妻でありながら「セクシー」であり続ける方法や、家庭とモデルの仕事の両立について次のように語っている。

「私達はなりたいものになれると思うから、枠にはめられたくないって思っているの。
私達には母であり、妻であるようなさまざまな側面があるの。」

「私の仕事では“なりたいものになれる”、そういうことができるのはとても幸運なことだと思うし、いろいろな役割を通じて自分のさまざまな側面を経験することができるから。」

さらに「他の女性達にも刺激を与えたい」として、こう続けた。

「女性達にはママであってもセクシーでいられる、何かやってみようと思ってほしいの。」


ジゼルは子供達と過ごすために主だったファッションの仕事を辞め、母であり妻であることで「満たされている」と説明した。しかし何年も後回しにしてきたキャリアを再び軌道に乗せることについて、夫のキャリアアップを何年もサポートしてきたジゼルは、今度は「私の番」と言う。

「私は(トムの)そばにいることで自分の役割は果たした。ボストンに引っ越して、子供達が成長するための心地よい空間と愛のある環境を作り、彼と彼の夢を応援することに集中したわ。」

ジゼルは夫トムとの間にベンジャミン・レインくん(12)とヴィヴィアン・レイクちゃん(9)、さらに夫と元恋人ブリジット・モイナハンとの間に誕生したジョン・エドワード・トーマスくん(15)という3人の子供がいる。

そしてジゼルは「私にはやらなければならないこと、やりたいことの膨大なリストがあるの。
42歳になって、自分の目標についてより強く考えるようになった」と吐露した。


NFL選手のトムは、引退を発表してからわずか40日で所属チームの「タンパベイ・バッカニアーズ」の今シーズンの試合に復帰し、引退を撤回するという決断を下した。トムがもう一度NFLに復帰することを決めると、離婚説が囁かれるようになり、ジゼルはフロリダ州タンパの自宅から離れて暮らしていると言われている。

ジゼルは今回のインタビューの中で「彼にはもっと(家に)いてほしい」と述べ、離婚の噂を一蹴するかのように「彼には幸せでいてほしいし、喜びを持って生きてほしい」とも明かしている。

画像2、3枚目は『ELLE Magazine 2022年9月13日付Instagram「“I feel very fulfilled, as a mother and as a wife,”」「For ELLE’s October issue, #GiseleBundchen opens up about her modeling career」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)