映画『エルヴィス』で主役を務めたオースティン・バトラーは、ある対談で「友人が『エルヴィスを演じるべき』と言ってくれた」と明かしていたが、この友人とはかつて交際していた女優ヴァネッサ・ハジェンズのことだった。しかしオースティンがヴァネッサの名前を出さずただの「友人」としか言わなかったことについて、ファンからは「酷い」といった怒りの声があがっている。


女優ヴァネッサ・ハジェンズと2011年から2020年まで交際したことで知られる俳優オースティン・バトラー。彼は伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの半生を描いた映画『エルヴィス』(2022年公開)で主役務めたことにより、広く注目を集めることとなった。

そんなオースティンが『The Hollywood Reporter』の企画で俳優陣らと対談したが、その内容が現地時間10日に掲載されると「元恋人ヴァネッサへの対応が酷い」とファンから非難の声があがってしまったのだ。

この対談でオースティンは、映画『エルヴィス』との出会いについて次のように話している。

「友人とクリスマスのイルミネーションを見ていた時、ラジオからエルヴィスの曲が流れていて一緒に口ずさんだ。そうしたら友人が僕のことを見て『エルヴィス役をやるべき』って言ったんだ。
僕は『望み薄だな』って答えたよ。」

「それから数週間後、僕はピアノを弾いていたんだ。これまでは誰かの前で弾き語りをしたことがなかったけど、その友人も一緒にいて、こう言ったんだ。『冗談抜きで、自分でなんとかして(エルヴィスの)役を掴まないと』ってね。そして僕のエージェントから『バズ・ラーマン(映画監督)がエルヴィスの映画を作るみたいだ』って電話がかかってきたんだ。」

この“友人”というのは、ヴァネッサのことだ。2人が交際していた2019年、ヴァネッサはテレビ番組『Live with Kelly and Ryan』で全く同じエピソードを話していたことから、ファン達はすぐにヴァネッサのことだと気づいた。しかしオースティンがヴァネッサの名前を一度も出さず、“友人”で終わらせたことに怒りの声が相次いだ。



「ヴァネッサはエルヴィスの大役に導いてくれた恩人なのに。ただの“友人”ってなに?」
「その友人がいなかったら、こんなに有名になれていないよ。」
「あんなに思い合ってた2人も、別れたら単なる友人になっちゃうのが泣ける。」


ちなみにオースティンは現地時間10日、米ロサンゼルスで開催された「ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席し、エルヴィス・プレスリー役でドラマ部門の主演男優賞を見事受賞した。スピーチでは映画関係者、エルヴィスの家族、そして自分の家族に感謝を伝えたものの、ヴァネッサや現在の恋人でモデルのカイア・ガーバーの名前を出すことはなかった。

画像2、3枚目は『Vanessa Hudgens 2019年8月17日付Instagram「HAPPY BIRTHDAY to my love」』『Golden Globes 2023年1月11日付Instagram「We were robbed when Golden Globe WINNER @austinbutler」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)