歌手兼女優のセレーナ・ゴメスが、現地時間10日に開催された「ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席した。しかし授賞式でのセレーナの姿に、SNSでは「太っている」、「前の方がキレイだった」などいった声が相次いでしまったのだ。
これに対してセレーナは、Instagramライブで体重の増加を認めたものの「だからってそれはないわよ」と体型を批判する声に抗議した。

セレーナ・ゴメスが現地時間10日、米ロサンゼルスで開催された「第80回ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席した。

セレーナはミステリーコメディ『マーダーズ・イン・ビルディング』で、自身の住むマンションで起きた殺人事件を追うメイベル役を演じており、今回初めて「ゴールデン・グローブ賞」のテレビ部門(コメディ・ミュージカル部門)主演女優賞にノミネートされていた

セレーナはこの日、9歳の妹グレイシーちゃんとともに出席したことで話題になったが、セレーナの体型にも注目が集まった。肩が見えるオフショルダーの濃い紫と黒のドレスで登場したセレーナに、SNSではこのような書き込みが続出したのだ。

「セレーナ、絶対にワンサイズ以上アップしてる。」
「太った! 前の方が可愛かったよ。」
「せっかくのゴールデン・グローブだから、体型も含めて万全な状態のセレーナが見たかったわ。」

この体型批判のコメントにセレーナは黙っていなかった。
授賞式の後、セレーナはグレイシーちゃんとともにInstagramでライブ配信したが、批判の声に対しこのように語っている。

「確かに今の私はちょっと大きいわ、だって年末年始の休暇を楽しんだもの。でもだからってひどいわよ。」

そして妹グレイシーちゃんに「そうよね?」と尋ねると、グレイシーちゃんは「うん」と大きく首を縦に振って答えており、その姿を見てセレーナが嬉しそうに笑う姿も見られた。その後、マイリー・サイラスの楽曲『Do My Thang』が大音量でかかり、その歌詞に合わせてセレーナは「But we don’t care(でも気にしないわ)」と歌い、批判を一蹴した。


ちなみにセレーナは難病のループス(全身性エリテマトーデス)を患っており、2019年のインタビューでは治療の影響で体重が変動しやすいことを明かしていた。

「私の残りの人生、ずっと飲まなきゃいけない薬のせいなの。
正確に言えば、その月々によっても変わってくるわ。そのせいでみんながいろいろ言うのは気づいてる。でもそれが真実よ。私の体重は変動しやすいわ。私の人生でその時何が起こっているかに左右されるの。」

そのためSNSでは「セレーナが健康なことが一番」とセレーナを擁護するコメントも多数あがっている。

画像2、3枚目は『Selena Gomez 2023年1月15日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)