俳優ウィル・スミス(55)が現地時間14日、米最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」にサプライズ登場した。自身が主演した人気映画『メン・イン・ブラック(MIB)』のスーツ姿でステージに現れると、観客からは歓声があがった。ウィルは今年6月に公開される『バッドボーイズ』シリーズ最新作で、スクリーンに復帰する予定だ。

2022年のアカデミー賞授賞式で、プレゼンターのクリス・ロック(59)に平手打ちをした“ビンタ騒動”で話題となったウィル・スミス。この騒動以来、あまり表に出てこなかったウィルが現地時間14日、野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」にサプライズ登場し、観客を沸かせた。

この日、歌手J・バルヴィンが宇宙人をテーマにしたセットでパフォーマンスしていると、会場が一瞬暗くなり、「コーチェラー!!」と叫ぶ声とともにウィルがステージに現れたのだ。

ウィルは、1997年公開の人気作『メン・イン・ブラック』で演じた最高機密機関MIBのエージェント“J”役と同じ黒いスーツを着ており、同作の主題歌となった自身の楽曲『メン・イン・ブラック』を熱唱した。


さらに、同作で記憶を消すペン型の道具として使われている「ニューラライザー」をパフォーマンスの最後に使用すると、観客からは歓声があがり、SNSでもウィルのパフォーマンスを称賛する声が多数見受けられた。

「彼を嫌いになるなんて無理。ウィルは本物のレジェンドよ。」
「エンターテインメント業界にこれほど貢献した俳優はいない。ビンタ騒動のたった一度の過ちは許されるべきよ!」
「メン・イン・ブラックを見たくなった! また前みたいに公の舞台でたくさん活躍してほしい。」

なお会場には、別居中の妻ジェイダ・ピンケット=スミス(52)や息子ジェイデン・スミス(25)が応援に駆けつけ、ジェイダはInstagramのストーリーで『メン・イン・ブラック』をウィルのパフォーマンスとともに客席で歌う姿を公開した。

また、娘ウィロウ・スミス(23)はウィル同様にJ・バルヴィンのステージに登場。自身の楽曲『Big Feelings』を披露し、家族全員でコーチェラの会場に集結した。

ちなみにウィルは、今回パフォーマンスした『メン・イン・ブラック』ではなく、自身が出演する別のヒット作『バッドボーイズ』シリーズの最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』でスクリーンに復帰する予定となっており、日本でも6月21日に全国公開される。



画像2枚目は『J Balvin Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 Tina)