ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が結婚記念日を迎えたことを記念し、夫妻の公式SNSで秘蔵写真が公開された。モノクロームの写真は、2011年のロイヤル・ウェディング当日に撮影したものだ。
王室ファンからは結婚記念日を祝福するコメントが多数寄せられたが、がんの治療中であるキャサリン皇太子妃と妻をサポートするウィリアム皇太子を応援する声も続々と届いている。

ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃が結婚13周年を迎えた現地時間29日、ウェールズ公夫妻の公式SNSで未公開のウェディングフォトが公開された。

ウィリアム王子(以下、当時)とケイト・ミドルトンさん(当時)は、2001年にスコットランドのセント・アンドリュース大学在学中に出会い、交際を開始した。

そして2人は2011年4月29日、ロンドンのウェストミンスター寺院でロイヤル・ウェディングを執り行った。夫妻はその後、ジョージ王子(10)シャーロット王女(8)ルイ王子(6)という3人の子どもをもうけている。

今回披露したのは、フォトグラファーのミリー・ピルキントン氏がロイヤル・ウェディング当日に撮影した未公開のモノクロームショットだ。


2人のロイヤル・ウェディングの公式写真は、フォトグラファーのヒューゴ・バーナンド氏が担当した。一方でミリー氏は、プライベート写真を撮影していた。ミリー氏はバッキンガム宮殿の公式SNSが現地時間26日に公開した、チャールズ国王とカミラ王妃の結婚19周年記念のポートレートも撮影した。

写真では、キャサリン妃(当時)が「サラ・バートン」によるレースのウェディングドレスを着用し、両手でブーケを持っている。頭にはティアラとベールを、耳にはイヤリングを着けている。後ろに立つウィリアム王子は軍服姿で、左手をキャサリン妃の腰にそっと当てている。


写真は挙式後に宮殿の一室で撮影したとみられ、2人はカメラの方を見つめて幸せそうな笑顔を見せている。投稿には「13年前の今日です!」と言葉が添えられた。


キャサリン皇太子妃は3月に動画を公開し、がんの治療を開始したことを公表した。現在は英ウィンザーにある自宅で、家族に囲まれながら療養生活を送っている。

ウィリアム皇太子は家族のサポートをするため、しばらくの間は王室公務を減らしている。皇太子妃は動画でそんな夫を称賛し、「ウィリアムがそばにいてくれることも、大きな慰めと安心の源です」と語っていた。


そのため結婚記念日の写真が公開されると、王室ファンからは祝福と応援のメッセージで溢れ返った。

「なんて優しくて、素敵で、力強い写真なの! 共有してくれてありがとう!」
「結婚記念日おめでとうございます。 王室で史上最高のパートナーシップの始まりよ!」
「おふたりの記念日を祝福します。夫妻はこれまでに多くのことを一緒に乗り越えてきました。現在の試練が今と未来の絆を強くしますように。」
「結婚記念日おめでとう! キャサリンの健康と完全な回復を毎晩祈っています。2010年以来、彼女はエレガンスと美しさ、優雅さ、そして思慮深さのインスピレーションを私に与えてくれた。
あなたの美しい家族に、たくさんの愛を送ります。」

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Fantastic to be two of the 300,000 racegoers attending #Ascot」「13 years ago today!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)