8月27日、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、30日に開幕するUSオープンの記者会見に出席。
【画像】USオープン女子シングルスドロー(組み合わせ)
昨年、ツアー再開後に行われたUSオープンでグランドスラム3度目の優勝を果たした大坂。今年で6度目の出場となる舞台へ再び戻って来れたことに、「とてもいい気分ね。ここに来るたび、前に優勝した時の思い出がある。でも、一番の思い出は、子供の頃に会場全体を走り回っていたこと。それがここでのプレーの良さにつながっているかどうかわからないけど、懐かしさがあるのは確かね」と語り、リラックスした表情を見せた。
一方で、大坂にも不安はある。東京オリンピック3回戦敗退から約3週間後に行われた今大会の前哨戦「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)では、攻守のバランスが取れず、残念ながら3回戦で敗退。この1ヵ月で試合数を重ねることができていない。大坂自身も「試合をこなせていないのはわかっているし、準々決勝に進めていないのも知っている」と口にした。
それでも、「自分のプレーには満足している。シンシナティではタフな試合を2度したし、相手はとてもいいプレーをしていた。
過去5度の出場で2度の優勝を誇る相性の良い大会で大坂はどのようなプレーを見せるのか。初戦で2020年全豪オープン1回戦で勝利している世界ランク86位のマリー・ボウズコワ(チェコ)と対戦する。