12月12日、東京オリンピックでシングルス金メダル、ダブルス銀メダルを獲得した世界ランク23位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)が、ジャーナリストや国民によって選出される今年最も活躍したスイスの女性アスリート「スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
【画像】スイステニス協会もベンチッチの受賞を祝福
今シーズン、ベンチッチは2月の全豪オープンで1年ぶりにグランドスラムに復帰。
ハイライトは、7月下旬から酷暑の中で行われた東京オリンピック。シングルスで金メダル、ビクトリア・ゴルビッチ(同43位)と組んだダブルスで銀メダルを獲得と、11試合を戦い抜いて2つのメダルを母国に持ち帰った。
これらの活躍が認められ、ノミネートされていた東京オリンピックの自転車競技女子マウンテンバイクで金メダルを獲得したヨランダ・ネフ、アルペンスキー選手のララ・グートを得票率で上回り、今回の受賞に至った。
同部門では、1993年にマヌエラ・マレーバ、1997年にマルチナ・ヒンギスが受賞。女子テニス界からは24年ぶりの選出となった。
なお、男子の「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」では、ロジャー・フェデラーが過去7回、スタン・ワウリンカが1回、年間最優秀選手に輝いている。