ダニエル太郎、フルセットで19歳ムゼッティ下す

1月4日、ATPツアー開幕戦の一つである「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)シングルス1回戦が行われ、予選勝者のダニエル太郎(エイブル/世界ランク125位)は、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同59位)を6-4、6(5)-7、6-3で下し、2回戦進出を果たした。

【画像】ダニエル太郎が2回戦進出!「アデレード国際1」男子シングルス組み合わせ

今大会、予選からの出場となったダニエルは第6シードとして登場。
予選1回戦では、ワイルドカードのエドワード・ウィンター(オーストラリア/同1768位)に6-4、6-4で勝利。予選決勝では、第1シードのオスカー・オッテ(ドイツ/同101位)を7-6(5)、6-2で下して、本戦入りを決めている。

この日の試合、ダニエルは第1セット第1ゲームでブレークに成功すると、そのままムゼッティにチャンスを握らせず。サービスゲームをきっちりキープして、6-4で第1セットを先取する。

続く第2セットでも安定したサービスゲームを見せたダニエル。だが、リターンゲームではムゼッティからチャンスを作れず、そのままタイブレークへ。5-4とリードを奪ったダニエルだったが、2本連続でサーブポイントを落とし、6(5)-7で第2セットを奪われた。

最終セットでも互いにサービスキープが続く、拮抗した試合となったが、4-3で迎えた第8ゲームでダニエルがブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをきっちり締め、フルセットで勝利した。

試合を通して、ダニエルは72%の確率でファーストサーブを入れ、うち79%でポイントを奪取。ムゼッティにブレークポイントを握らせず勝利を手にした。

2回戦でダニエルは、第6シードのトミー・ポール(アメリカ/同43位)とイジ・ベセリー(チェコ/同83位)の勝者と対戦する。
編集部おすすめ