メルボルン・サマー・セット1はアニシモワが優勝

1月9日、「メルボルン・サマー・セット1/2」(オーストラリア・メルボルン/WTA250)の決勝が行われ、シモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク20位)、アマンダ・アニシモア(アメリカ/同78位)が優勝した。

【動画】ハレプ×クデルメトワ決勝ハイライト

【動画】アニシモワ×サスノビッチ決勝ハイライト

大坂なおみ(フリー/世界ランク13位)が準決勝で棄権した「メルボルン・サマー・セット1」は、ハレプとベロニカ・クデルメトワ(ロシア/同31位)の決勝に。

第1セット第3ゲーム、ハレプは先にブレークを許す。しかし、直後の第4ゲーム、15-40とブレークバックのチャンスを迎えると、ネットに出てきたクデルメトワの足元に沈めてミスを誘ってブレークバックに成功。クデルメトワの深いフラット系のショットに主導権が握れないハレプだったが、第6ゲーム、コートボールを決めて30-40とブレークのチャンスを握ると、続くポイントでミスを引き出してブレークに成功。さらに第8ゲームでもブレークに成功して6-2でセットを先取する。

第2セット第1ゲーム、クデルメトワにブレークを許したハレプは、第3ゲームでもブレークのピンチを迎えたが、14ポイントの末にキープ。続くゲーム、相手ミスでブレークに成功すると、第8ゲームでも粘り強いラリーでミスを引き出してブレーク。第2セット6-3でストレート勝利を果たした。

ハレプの優勝は、2020年WTA1000イタリア国際以来。大会前には、「私のチームいわく、私にはまだ競える力が十分あると言っている。だから引退のことはまだ考えていない。まだチャンスがあると思って、とにかく楽しんで最善を尽くしたい」と語っている。

また、「メルボルン・サマー・セット1」決勝ではアニシモワが、アリグザンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ/同107位)と対戦。
7-5、1-6、6-4で勝利。2019年WTA250ボゴタ大会以来の優勝を果たしている。
編集部おすすめ