ジョコビッチが2日連続で練習、移民相はビザ再取消を検討と発表
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昨日に続いてセンターコートで練習

1月11日午後、ノバク・ジョコビッチ(セルビア／世界ランク1位)は、センターコートのロッド・レーバー・アリーナで、昨日に続いて練習を行った。これで大会に完全集中といきたいところだが、同日、移民相がビザ再取消を検討していると発表するなど、依然として国外退去の心配は残っている。


【SNS】ジョコビッチが裁判後に心境をSNSに投稿

【動画】ブルームバーグが伝えたジョコビッチ練習の様子

昨日、オーストラリアへの入国を拒否された問題で、裁判所が政府のビザ取り消しが「不合理」だと判決。隔離施設から解放されたジョコビッチ。
その後、ロッド・レーバー・アリーナに駆けつけて練習を行うと、コーチ、トレーナーと共に写った写真をSNSに投稿。「ビザの取り消しを覆す判決が出たことに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。あのようなことがありましたが、私はここに止まって、全豪オープンに出場するつもりで、集中しています。素晴らしいファンの前で、最も重要なイベントの一つで、プレーするためにここに来たのです」と綴った。そして、本日も午後、同アリーナで練習を行っている。練習では、コーチたちと談笑するシーンも確認されている。

しかし、いまだ国外退去の心配が消えたわけではない。本日午後、改めて政府の報道官から、アレックス・ホーク移民相が持つ特権で、ジョコビッチの入国ビザを再び取を消すことを“徹底的に検討している”と発表しているからだ。

全豪開幕まで残り6日、ジョコビッチにとってはストレスを抱える中で練習することになりそうだ。
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