ナダル「来季に向けて正しい準備に取り組みたい」

現地11月17日、男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ) 予選のグリーングループ第3戦、すでに予選敗退が決まっている第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)は、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同4位)を7-5、7-5で下して初白星。1年の最後の試合を白星で終えられたことを「ベストを尽くしたという満足感とともに家に帰るよ」とした。


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予選第1戦でテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)、第2戦でフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同6位)に1セットも奪えず敗れていたナダル。2連敗を喫したため、決勝トーナメント進出が閉ざされ、11度目のツアー最終戦でも悲願のタイトル獲得とはならなかった。

その中迎えた予選第3戦は、ルードと対戦。先にピンチを迎えたナダルだったが、ファーストサーブから高い確率でポイントを奪い、ルードに流れを渡さない。第1セット6-5で迎えた第12ゲームでブレークしセットを奪うと、第2セットもルードにチャンスを与えず7-5のストレート勝ちを収めた。

「とてもタフな数日間を過ごし、昨日練習コートに行って、正しい姿勢で非常に良い練習ができたという満足感を得られた。
そして、今日はその練習の成果として受け取れたよ。最後の試合までベストを尽くしたという満足感とともに家に帰るよ」とコメント。

大会前半には、怪我や第一子誕生のために試合数を重ねることができなかったことで「すべてが速く進んでいるように感じた」と語っていたが、今大会を終えて「毎日少しずつでも改善できたと思う。この後のエキジビションマッチでも体調を整え、来季に向けて正しい準備に取り組みたい」とした。

また、来年1月の全豪オープンに出場できることとなったノバク・ジョコビッチ(セルビア/同8位)については、「最高のプレーヤーがコートにいる時、テニスはより良いものになる。前回のオーストラリアでの出来事が大きな混乱だったとしても、あれは過去のこと。
次は、ノバクが再びプレーできるようになる。それは最高のニュースだ。彼にとっても、大会にとってもファンにとってもハッピーなことだ」とコメント。ディフェンディングチャンピオンとして臨むナダルと最大のライバルであるジョコビッチの戦いが見られるかもしれない。

<グリーングループ>
1位:キャスパー・ルード(2勝1敗/ノルウェー/同4位)☆
2位:テイラー・フリッツ(2勝1敗/アメリカ/同9位)☆
3位:フィリックス・オジェ・アリアシム(1勝2敗/カナダ/同6位)
4位:ラファエル・ナダル(1勝2敗/スペイン/世界ランク2位)

<レッドグループ>
1位:ノバク・ジョコビッチ(2勝0敗/セルビア/同8位)☆
2位:ステファノス・チチパス(1勝1敗/ギリシャ/同3位)
3位:アンドレイ・ルブレフ(1勝1敗/同7位)
4位:ダニール・メドベデフ(0勝2敗/同5位)

※ランキングは11月14日付のもの。☆=決勝トーナメント進出確定