世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=が欧州でも最強と指示された。創刊117年と、世界で最も伝統のある英ボクシング専門誌「ボクシング・ニュース(BN)」が日本時間15日までに最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級の最強ランキング)を発表。

1位に返り咲いた。

 井上は今月2日、東京ドームで前WBC&IBF世界バンタム級(53・5キロ以下)統一王者で世界3階級制覇王者・中谷潤人(28)=M・T=と対戦。5万5000人を集めたビッグマッチで12回判定勝ちを収めて統一王座を防衛した。その後、米国で最も権威のあるTHE RINGでPFP1位の座を取り戻したほか、米3大ネットワークのCBSや米スポーツ専門局ESPNなど、独自のPFPを制定する欧米の名だたるメディアが井上を1位に選出している。

 1位だったオレクサンドル・ウシク(39)=ウクライナ=は2位。3位はスーパーフライ級(52・1キロ以下)の世界3団体統一王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(26)=米国/帝拳=。中谷は8位とトップ10にとどまった。

 BN誌は1909年に英国で創刊され、世界で最も古いボクシング専門誌として知られている。井上は2023年7月、当時WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦し、8回TKO勝ちしたが、その世界戦プレビューを特集したBN誌7月20日号で表紙を飾っている。世界戦を控えた日本人ボクサーが起用されたのは創刊114年にして初の偉業だった。フルトン戦後にはPFPでも初めて1位となった。

 最新順位は以下のとおり。

(1)井上尚弥(大橋)=WBA、WBC、IBF&WBO世界スーパーバンタム級統一王者

(2)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=WBAスーパー&WBC、IBF世界ヘビー級統一王者

(3)ジェシー・ロドリゲス(米国/帝拳)=WBA、WBC&WBO世界スーパーフライ級統一王者

(4)シャクール・スティーブンソン(米国)=WBO世界スーパーライト級王者

(5)デービッド・ベナビデス(米国)=WBA正規&WBC世界ライトヘビー級王者

(6)ドミトリー・ビボル(ロシア)=WBAスーパー、IBF&WBO世界ライトヘビー級統一王者

(7)デビン・ヘイニー(米国)=WBO世界ウエルター級王者

(8)中谷潤人(M・T)=前WBC&IBF世界バンタム級統一王者

(9)エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=WBOスーパー&IBF世界スーパーフェザー級統一王者

(10)アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア)=前世界4団体ライトヘビー級統一王者

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