全豪優勝のナダルは、チチパスとの差を縮める

1月31日、ATPは前週までの結果を受けて世界ランキングを更新。錦織圭(日清食品)は1つ上げて45位、初のグランドスラム3回戦進出を果たしたダニエル太郎 (エイブル)は6つ上げて114位となった。


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トップ10では、大きな変動はなし。2009年以来となる2度目の全豪制覇を果たし、史上最多となる21度目のGS優勝、2度目のキャリアGSを達成したナダルは、4位ステファノス・チチパス(ギリシャ)との差を295ポイントまで縮めている。
また、全豪オープンを欠場したロジャー・フェデラー(スイス)は、13個ランクを下げて30位に、ドミニク・ティエム(オーストリア)は21個ランクを下げて37位となった。

日本勢では、4つランキングを下げているものの、西岡良仁(ミキハウス)が、アメリカ・コロンバスのATPチャレンジャーツアーで優勝を果たしている。全豪オープン1回戦では予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ/同124位)に敗れ、「勝ち方のイメージが湧かない」とスランプに陥っていると告白していた西岡。今回の優勝を、上昇のきっかけとしたいところ。また、守屋宏紀(安藤証券)もフランス・カンペールのATPチャレンジャーツアーでベスト4となっている。

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