7月11日、WTAは世界ランキングを更新。大坂なおみ(フリー)は前々週から2つ上げた40位、土居美咲(ミキハウス)は5つ上昇し103位となっている。
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クレーコート・シーズン初戦「ムチュア・マドリード・オープン」で左アキレス腱を痛めた大坂は、全仏オープン1回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同25位)に敗戦。その後、リハビリを続けたものの、「私の芝への夢は絶たれた」とウィンブルドンを含む芝シーズンを欠場した。
6月27日から行われていたウィンブルドンでは、決勝でエレナ・リバキナ(カザフスタン)がオンス・ジャバー(チュニジア)を下し、カザフスタン選手として初めてとなるグランドスラム優勝を果たした。
だが、同大会がロシアのウクライナ侵攻によりロシアとベラルーシ選手の出場を禁止にしたことを受け、WTAは同大会でランキングポイントを付与しないことを決定。ポイント加算はなく、昨年のウィンブルドンのポイントが失効し、昨年ベスト16だったリバキナは23位を維持、ベスト8だったジャバーは3つ下げた5位となった。