現地8月1日、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500)シングルス1回戦が行われ、予選勝者のダニエル太郎(エイブル/世界ランク94位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のJ.J.ウルフ(アメリカ/同99位)と対戦。2-6、3-6のストレートで敗れた。
【画像】ダニエル太郎、約3年3ヵ月ぶりにトップ100に復帰!「学びながら進んでいきます」と綴ったSNSをチェック
今大会、予選からの出場となったダニエルは、サービスゲームで相手にブレークポイントを握らせることなく2連勝。快勝で前週のATP250アトランタ大会に続いて、ツアー本戦入りを果たした。
だが、この日は好調だったサーブも影を潜めた。1回戦の相手は、2019年11月のチャレンジャー大会で敗れているウルフ。第1セット、ダニエルはウルフにセカンドサーブを叩かれて、第2ゲームで今大会初めてブレークを許す。さらに、第4ゲームもリターンからプレッシャーをかけられ、ダブルフォールトでサービスゲームを落とし0-4に。第5ゲームで一つ返したものの、第8ゲームで再びブレークされて2-6でセットを落とす。
続く第2セットでもセカンドサーブを狙われたダニエル。第4ゲームでファーストサーブ確率が落ちたところで、ウルフが速いリターンをコート深くに配球。4球目で攻撃されるパターンを作られてブレークを許す。ウルフのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで0-40とチャンスを握ったが、挽回することができず3-6と、ストレートで敗れた。
試合後、ダニエルは自身のSNSを更新。
「特に意識していた目標ではなかったですがたまに知らなかったビックリな達成の方が嬉しい時もあります。シーズンはまだまだ続いて行きますので引き続き学びながら進んでいきます。応援いつもありがとうございます!」と、さらなる飛躍を目指していくとした。