西岡良仁、快勝で今季4度目のツアー8強

現地10月19日、「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ATP250)シングルス2回戦が行われ、第8シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク39位)がジャウメ・ムナール(スペイン/同55位)を6-1、7-6(3)で下し、ベスト8入りを決めた。

【画像】西岡良仁が準々決勝進出「ヨーロピアン・オープン」シングルス組み合わせ

今大会初出場となった西岡は、1回戦で昨年の全仏オープンジュニアを制したルカ・バン・アッシュ(フランス/同241位)を5-7、6-2、7-6(1)の逆転勝ちで2回戦に進出を果たしていた。


この日の対戦相手となったムナールとは初対戦。試合は、開始から2度のブレークで西岡が一気に4ゲームを連取すると、第7ゲームでもムナールのサービスゲームを破って第1セットを6-1で奪う。

続く第2セットは、互いに1度ずつブレークしてタイブレークへ突入。計4度のミニブレークに成功し、7-6(3)と試合を締めた。試合時間は1時間42分だった。

試合を通して、西岡はムナールのファーストサーブで40%、セカンドサーブで61%でポイントを獲得。
また、自身のアンフォーストエラーを17本に抑えつつ、31本のウィナーを奪った。

この勝利で今季4度目のツアー8強入りを決めた西岡は、準々決勝で第4シードのカレン・カチャノフ(同18位)とセバスチャン・コルダ(アメリカ/同36位)の勝者と対戦。試合は現地21日に行われる予定となっている。