元世界1位同士ジョコビッチ×マレーの師弟関係が終了
元世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク6位)は5月13日、昨年末からコーチとしてタッグを組んでいたアンディ・マレー氏との契約を解消したことを自身のSNSで明らかにした。
【画像】ジョコビッチ、自身のSNSでマレー氏とのタッグ解消を発表
2024年にはパリ五輪で悲願のシングルス金メダルを獲得し、史上5人目となるゴールデンスラムを達成した一方で、ツアーでは2017年以来となる無冠となった37歳のジョコビッチ。
その不振を脱却するため、11月にはパリ五輪で引退したばかりで、現役時代にはジョコビッチとしのぎを削ってきたBIG4の一角、マレーをチームに招へいした。
しかし、今年最初のグランドスラムとなった全豪オープンでは4強入りするも、怪我により準決勝途中で棄権。3月のATPマスターズ1000マイアミで決勝に進んだが、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ/同21位)に敗れて、節目のツアー100勝目を挙げられなかった。
クレーコート・シーズンに突入しても、ATPマスターズ1000モンテカルロ、マドリードでいずれも初戦で姿を消しており、今季7大会中4大会で初戦敗退となっている。
その中、ジョコビッチは13日にSNSを更新。「コーチのアンディ、この6か月の間、コートの中でも外でもたくさんのサポートと楽しい時間をありがとう!一緒に過ごせて、そして友情を深めることができて本当にうれしかった」とマレー氏とのタッグ解消を発表した。
5月25日に開幕する全仏オープンに不安を残しているジョコビッチは、現在開催中の「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)を欠場。18日から開催される「ジュネーブ・オープン」(スイス・ジュネーブ/ATP250)に、昨年に続いてワイルドカード(主催者推薦)で出場する予定となっている。
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