内島萌夏はストレートで敗れてウィンブルドン初戦敗退
「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)女子シングルス1回戦が6月30日に行われ、内島萌夏(安藤証券/世界ランク72位)は、第12シードのディアナ・シュナイダー(同15位)に6-7(5),3-6のストレートで敗れ、同大会初勝利とはならなかった。
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23歳の内島は、女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キングカップ」の日本代表として、4月に行われた予選に出場し、ファイナル進出に貢献。
シード勢とのタフな1回戦、シュナイダーは広角にショットを打ち分ける。対する内島もライン際に鋭いショット、好サーブを放って順調にキープしていく。4-5では自らのミスで0-30としたが、決して守りに入らず攻め切ってブレークは許さない。そのままもつれたタイブレークでは、先にリードする展開を作るも、後半に3連続ポイントを失って6-7(5)で第1セットを落とした。
巻き返しを図りたい第2セットだが、立ち上がりで5度のデュースの末にブレークされる。シュナイダーのショットの精度も一気に高まり、第5ゲームで2度目のブレークを許してリードを広げられた。内島は2-5の第8ゲームで1つブレークを返したものの、直後に再びサービスゲームを破られて3-6。ストレートで敗れ、同大会初勝利とはならなかった。
昨年に続いて初戦突破を果たしたシュナイダーは、2回戦で予選勝者のディアン・パリー(フランス/同103位)と対戦する。