トップ画像は、JR西日本山陰本線折居駅。前回「駅舎の塗装は地味な方が良い」と書きましたが、それは底抜けに青い海をバックにした場合です。
駅舎内部です。出入口の外は海ですが、室内との明るさに差があり過ぎるので完全にトンでます。電線を巻くロールの様なテーブルがあります。内壁は綺麗に修復されています。

壁面には♡マークのポスターが貼ってあります。時刻は8時53分。

窓口は窓風になっています。ボランティアの方でしょうか、掃除がとても行き届いていてキレイです。

ハートのポスターを見て脱力しました。

悪意がないことは分かるので、文句はありません。

駅出入口に建物財産標などは見つけられませんでした。たぶん駅の開業した大正13年(1924年)の建築。かなり改修されていますが。
出入口から西側を見ています。鞍島が見えます。

思わず望遠レンズで撮ってしまいました。

真っ正面は、日本海。

東側。半島の名前はわかりません。山陰本線はあの中を一部トンネルで抜けて行きます。

駅舎正面のアップです。

西側から駅舎。ことらの切妻、鬼瓦にも「JR」が刻印されています。庇に鳩がいます。カラーリングと窓のポスターで駅舎っぽくないかなぁ。屋根瓦が重く見えて、やっぱりホンの少し違和感感じます。

東側から。山バックに綺麗なんですけどね。「JR」鬼瓦、アップ撮っていないのが残念。

駅の西側にギャラリー・カフェがありますが、朝はやっていない様でした。

この部分は駅構内になるのかな。フェンス際に並べられたプランターに花が咲いています。

駅名標。手前は引き込み線の車止め。

折居駅は、1924年(大正13年)開業。1939年(昭和14年)から1962年(昭和37年)貨物取扱。2019年(令和元年)駅舎外壁が現在のカラーリングに塗装されました。
停車場中心。

9時38分、待ちに待った上り列車が来ました。車内にはトイレがあります!

・・・と言っても次の周布駅も木造駅舎なのです。すぐに降ります。
(写真・文章/住田至朗)
「【木造駅舎巡礼10】山陰本線」一覧