タイ工業連盟(FTI)のデータによると、2月の外国人労働者は140万5809人で、新型コロナウイルス感染症流行前と比べて52%減少していることが分かった。プラチャーチャート・トゥラキット紙が1日報じた。


2019年12月と比べ、カンボジア人労働者は7割減の20万2364人。ミャンマー人労働者は5割減の84万8173人、ラオス人労働者も半減して13万3859人だった。労働目的のタイ入国はミャンマー、カンボジア、ラオスからが多く、労働者は主に農業や家畜、建築、サービス業に従事するという。

同紙は2023年、タイ労働者が約35万~50万人不足すると予測。労働力不足で観光業やサービス業に深刻な影響を与えるとしている。