タイ政府は、南部ソンクラーの古代都市4地域のユネスコ世界遺産登録を目指し、推薦書を提出すると決定した。4月9日の閣議で承認した。

第46回世界遺産委員会は、7月21日から31日にインドのニューデリーで開かれる。

タイ政府広報局によると、ソンクラーの古代都市4地域は、ソンクラー県のラノート郡とサティンプラ郡、シンハナコーン郡、ムアンソンクラー郡。

ソンクラー・ラグーンは、北側は淡水、南側は塩分濃度が高く、国内唯一の汽水湖で、独自の文化的伝統を持つ数少ないラグーンの1つだという。

推薦を目指す古代都市4地域は以下の通り。

1) Phang Yang, Phakho,and Si Yang

2) Sathing Phra

3) Pom Khai Singkora, and

4) Songkhla Old Town and Bo Yang

タイには現在、(1)スコータイ歴史地区と関連する歴史的町並み、(2)アユタヤ歴史地区、(3)バンチェン遺跡、(4)シー・テープ古代都市と関連するドヴァーラヴァティー遺跡群の4つの文化遺産がある。