タイ中央銀行(BOT)は18日、金融政策委員会(MPC)を開き、全会一致で2.25%の政策金利の維持を決定した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、MPCのサッカポップ氏は、タイ経済が主要経済国との外部競争の激化と不確実性の高まりという課題に直面していると述べた。
観光関連サービスは改善が続く一方、製造業は競争力低下により回復が遅れていると指摘。現行の金融政策は現在の経済状況に適しており、長期の経済バランスを維持するため、政策金利の据え置くと判断した。
BOTは、2024年のタイ経済成長率が2.7%増、2025年は2.9%増と予測している。